コンプガチャ:コナミやバンダイナムコも廃止発表

 社会問題化しDeNAやグリーが廃止を決めたソーシャルゲームの「コンプリート(コンプ)ガチャ」について10日、コナミデジタルエンタテインメントやバンダイナムコグループも廃止すると発表した。コナミは「ドラゴンコレクション」、バンダイナムコは「アイドルマスターシンデレラガールズ」などの人気ゲームを配信している。

ウナギノボリ

 コンプガチャは、「ガチャ」と呼ばれる有料のくじで特定のアイテムをそろえることによって、希少な(レア)アイテムがもらえる仕組み。ソーシャルゲーム市場の成長の大きな柱となったが、一方で、レアアイテムを求める一部のユーザーがガチャに大金を投じて問題化していた。

 消費者庁は、コンプガチャの仕組みが、景品表示法で禁止されている懸賞にあたる可能性があるとして近く見解を公表するとしており、「モバゲー」を運営するDeNA、グリー、NHNジャパン、サイバーエージェント、ドワンゴ、ミクシィの6社は、コンプガチャの5月中の廃止を発表した。

 コナミは、全てのコンプガチャを11日までに終了するとし、バンダイナムコホールディングスも、子会社のバンダイナムコゲームスとバンダイナムコオンラインが配信しているすべてのコンプガチャを31日までに終了するとした。(毎日新聞デジタル)

ゲーム 最新記事