ケーブルテレビ大手のジュピターテレコム(J:COM)が22日に開業する「東京スカイツリータウン」の商業施設「東京ソラマチ」に、同社初のコンセプトショップ「J:COM Wonder Studio」をオープンすることになり、16日、プレス向け内覧会を開いた。店舗では、同ショップのために結成された女性7人からなる専属MCユニット「Wonder Girls 7」が店内で行われるイベントなどを紹介。同社が提案するテレビの新しい楽しみ方をアピールする。
あなたにオススメ
「豊臣兄弟!」では池松壮亮が! 大河ドラマ“秀吉俳優”史を振り返る
「J:COM Wonder Studio」は、「先進的でわくわくする、これまでにない場所」をコンセプトに、同社が展開する多チャンネルコンテンツや先進的なテレビサービスを紹介するコンセプトショップ。黒をベースにした未来感のある店舗デザインを採用し、メーンとなるイベントゾーンには、103インチのテレビモニター4台を使った巨大モニターを設置。同社が提供する70以上の専門チャンネルやビデオオンデマンドのPR映像を連続放映し、豊富なコンテンツをアピールする。また、公開番組収録や放送番組に関するさまざまなイベントを連日開催する予定。
「Wonder Girls 7」のメンバーは、テレビのリポーターや声優経験がある若い女性7人で、「映画」や「スポーツ」など、それぞれ自分の担当分野を持ち、関連する番組の紹介やイベントなどのMCで会場を盛り上げる。制服は、人気アニメ「ヱヴァンゲリヲン新劇場版」や「交響詩篇エウレカセブン」などで有名なデザイナーのコヤマシゲトさんが、デザインの原案を手掛けており、黒をベースに同社のコーポレートカラーであるオレンジを配色した先進的なデザインを採用している。メンバーは日替わりで登場し、7人のうち、1日2人程度をショップに配置する予定という。
スポーツ担当の石崎真理さんは、ショップオープンに向け、「70を超えるチャンネル数があるので、それをみんなに伝えていきたいというのと、J:COMを知らない人に好きなときに、自分の好きな番組が見られるというのを知ってもらいたい」と力強くアピール。また、アニメ担当の矢野明日香さんは、将来やってみたい企画を聞かれ、「巨大モニターを使ってアニメのアフレコ大会を開きたい」と夢をふくらませていた。
ショップではそのほか、巨大モニターを使って、サンリオの人気キャラクターたちと遊べる映像アトラクションも展開。また、22日からスタートする新サービスで、「J:COMオンデマンド」で購入したコンテンツをスマートフォンやタブレットなどを使い、テレビと離れた場所でも視聴できる「Xvie(クロスヴィ)」を体感できるコーナーなども用意する。「東京スカイツリータウン」開業と同じ22日にオープン。営業時間は午前10時~午後9時。(毎日新聞デジタル)