鈴木福:仲村トオルと始球式で対決 見事な空振りも「打ちたかった」

阪神−日本ハム戦の始球式に登場した仲村トオルさんと鈴木福君
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阪神−日本ハム戦の始球式に登場した仲村トオルさんと鈴木福君

 土曜ワイド劇場の新作「アナザーフェイス 刑事総務課・大友鉄」(ABC・テレビ朝日系、26日午後9時)に親子役で出演する俳優の仲村トオルさんと人気子役の鈴木福君が16日、兵庫県西宮市の甲子園球場で「日本生命セ・パ交流戦」開幕戦阪神−日本ハム戦の始球式を行った。マウンドに立った仲村さんが外角低めの好球を投じると、左打席に入った福君は可愛らしい空振りを披露し、スタンドの観客から拍手喝采を浴びた。

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 始球式後、仲村さんは、「最大のテーマは福君にぶつけないこと。ぶつからずに届いて良かった」と胸をなで下ろしたが、福君は仲村さんの投げたボールも「怖くなかった」と話し、「始球式は空振りすると教えてもらったけど、本当は打ちたかった。すっごい野球をちゃんとやってみたくなりました!」と笑顔で語った。

 また、野球選手が夢だったという仲村さんは、中学3年まで野球を続けていたが、「甲子園に出るような高校のレギュラーにはなれないだろう」と野球を断念したといい、「30年以上たって、甲子園のマウンドに立つなんていうのは、感慨深いをはるかに通り越して、すごく不思議な感じでした。人生、面白いなって」としみじみと語っていた。

 「アナザーフェイス 刑事総務課・大友鉄」は、人気作家・堂場瞬一さんの警察小説が原作で、心優しき“イクメン刑事”の大友鉄(仲村さん)が、複雑な誘拐事件のからくりを暴いていく骨太なミステリードラマ。そんな父を慕う息子を福君が演じるほか、木村祐一さん、黒谷友香さん、六角精治さん、宇崎竜童さん、吉行和子さんらも出演する。(毎日新聞デジタル)

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