稲垣吾郎:SMAPでは「中間管理職」 「サラリーマンNEO」特番にゲスト出演

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 人気グループ「SMAP」の稲垣吾郎さんが、NHKの人気コント番組の特番「サラリーマンNEO GOLD」(6月30日放送)にゲスト出演することになり、17日に同局(東京都渋谷区)で行われた会見に登場。ドラマにちなんで「サラリーマンならどんな役職がいいか」と聞かれると、「僕はSMAPのメンバーの中では、上に気を使いながら下の面倒を見る中間管理職みたいなポジション(笑い)。みんなにいじられながら、実は潤滑油になっている。(サラリーマンでも)中間管理職でいきたいと思います」と語って報道陣を沸かせた。

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 「サラリーマンNEO」は、04年に単発番組として放送され、06年からレギュラー化、11年には映画化された人気番組。稲垣さんは、現代のサラリーマンが戦国時代にタイムスリップして豊臣秀吉になるという設定の、3年間に毎週3時間、予算3兆円の“超大河ドラマ”「戦国サラリーマン ヒデヨシ」に出演するという番組内のコントに本人役で登場する。会見に、コントで着用したスーツに甲冑(かっちゅう)姿で登場した稲垣さんは「このセットで“会見コント”を撮ったから、皆さんが記者に見えません」と苦笑していた。

 同局でのコント出演について、稲垣さんは「コントというより、密室のストレートプレイ(演劇の舞台)みたいな感じで徹底して作り込んでいる。お芝居として役者さんが真剣に演技しているところが逆に笑える。普通コントを撮っているときは、スタッフが気を使って笑ってくれるけれど、NHKさんはそんなことはない(笑い)。初めてなので楽しい」と撮影を満喫している様子だった。豊臣秀吉を演じたことについては「あまり武将を演じたことがないので、『秀吉をやった』とキャリアに入れていいんですか?」と逆に聞き返し、本当の大河ドラマの主演について聞かれると、「大河じゃなくて、“超大河”で主演をしたい」とちゃめっ気たっぷりに答えていた。

 会見には、同番組のレギュラー女優陣も参加。“超大河”でお市の方を演じる麻生祐未さんは「以前ご一緒したときは、(稲垣さんが)明智小五郎でした。今回は可愛いところが出てくるので楽しみ」と語り、すでに撮影を一緒に行っている堀内敬子さんは「かなりの量のせりふを完璧に覚えている。一緒に演じていて楽しいですね」と稲垣さんの演技を絶賛していた。「サラリーマンNEO GOLD」は、NHK総合で6月30日午後9時~10時13分放送。稲垣さんのほか、立川志の輔さん、水川あさみさんがゲスト出演する。(毎日新聞デジタル)

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