注目の新譜:氣志團 ポップでユーモアあふれる彼らならではのニューアルバム

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 ロックバンド「氣志團」がアルバム「日本人」(エイベックス)をリリースした。

ウナギノボリ

 リーゼントにサングラス、学ランという姿で、明るく楽しいロックンロールを歌い続けてきた「氣志團」が、このアルバムで大きなテーマとしたのは「日本人としての誇り」。これまで同様、恋愛などを歌う一方、東日本大震災から1年たった日本で、この時代に活動するバンドとして歌うべきことを、氣志團ならではのポップでユーモアに満ちた楽曲に収めている。

 アルバムのリード曲「日本人」は、TBS系プロ野球中継のテーマソングとtvkの番組「戦国鍋TV~なんとなく歴史が学べる映像~」のエンディングテーマ。ビートルズの名盤「サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド」を連想させるジャケットで、楽器を持つ中央のメンバーの後ろに写るのは、メンバーの先祖だという。

 アルバム「日本人」は13曲入りで3150円。強行スケジュールの中、インドで撮影したタイトル曲「日本人」とアルバムのエンディングを飾る名曲「MY WAY」の日本語カバーの2曲のミュージッククリップを収めたDVD付きは3800円。ミュージッククリップのほか、ライブの舞台裏をとらえたドキュメンタリーなどを収録したDVD2枚付きは5999円。(毎日新聞デジタル)

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