榮倉奈々:7月期連ドラでダークヒロインに初挑戦 悪に悪で対抗するスーパー教師演じる

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 女優の榮倉奈々さんが、7月期のTBS金曜ドラマ「夜の女教師」(仮題)で主演を務めることが31日、明らかになった。榮倉さんが演じるのは、昼間は普通の化学教師、夜は学校内の難問をお金で解決するスーパー教師・夕子で、問題解決のためなら、法を破ることもいとわないという、初のダークヒロイン。教師役も初めてという榮倉さんは「今までのどの役よりも責任を感じます。生徒との共演も今からすごく楽しみ」と喜び、「何が悪で何が正義かを問う内容。教室にいる生徒とともに視聴者のみなさんにも考えてもらえるような作品になったら」とコメントしている。

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 ドラマは、都立有名進学校に勤務する化学教師・夕子が、性格も趣味も異なる古典教師のすみれ、美術教師の彩となぜか意気投合し、学校内のさまざまな教育的難問を、手段を選ばず法外な金銭で解決するスーパー教師として“課外授業”を行う……というストーリー。同局の「連ドラシナリオ大賞」の第1回で佳作となった山下友弘さんの作品をドラマ化したもので、脚本も山下さんが担当する。「昼間は教師としてまじめに働いているんだから、“課外授業”で時間外手当をもらって何が悪い」と、これまでの常識では解決できない問題をさっそうと解いていく彼女たちを通して、人間の本質に迫る。

 榮倉さん演じる夕子とともに“悪”の女教師となる古典教師のすみれを女優の市川実日子さん、美術教師の彩を小林聡美さんが演じ、生徒を第一に考えたいという理想から、3人と敵対することになる新人現国教師・遥を木村文乃さんが演じる。7月スタートで、毎週金曜午後10時放送。(毎日新聞デジタル)

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