人気グループ「AKB48」が昨年に引き続き、日本赤十字社のオフィシャルメッセンジャーを務めることになり、4日に東京都内で行われたPRキャンペーン発表会に登場。23日に発表された「AKB48選抜総選挙」の速報で5位につけた高橋みなみさんは、6日の本番を前に「あと2日ですよね。ちょっと緊張しますね。応援してくださる方がいるので、一つでも順位を上げられたら……」と謙虚にコメント。しかし、報道陣から促され、「参加している子みんながセンターを狙っているので、目指したいです」と首位獲得に意気込みを見せていた。また、前回の19位から12位に躍進した横山由依さんも「うれしく思っています」と笑顔を見せ、「でもまだわからないので、緊張してきました」と話していた。
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同キャンペーンは、若者世代に向けて日本赤十字社の使命と活動の認知度を高めることを目的に「赤十字を知ってほしい。もっと。」をテーマに展開し、4日からはAKB48がオフィシャルメッセンジャーとして同社のCMや公式サイトに登場。今年は、同グループの新曲「やさしさの地図」がキャンペーンソングとして起用される。
実際にCMとポスターで着用した救護服と白い衣装で登場したメンバーは、救護服について「靴がすごく重くてびっくりしました。被災地で活動されている時に、くぎなどが刺さらないよう鉄が入っていることを知りました」と加藤玲奈さん。また、今回のキャンペーンには事前に日本赤十字社の仕事を学んで臨んだそうで、入山杏奈さんは「AED(自動体外式除細動器)の使い方を教えていただいたんですが、知っていれば私でも人を救えるんだなと思ったので、講習には誰でも参加できるそうなのでみなさんもぜひ」と呼びかけた。
最後にリーダーの高橋さんは「苦しんでいる人を一人でも多く救いたい、笑顔を取り戻すまで寄り添い続けたいという日本赤十字社の理念は、たくさんの人に笑顔を届けたいと活動している私たちのAKB48の志と一緒だと思っています。自分たちにできることを始めたい、そういう思いもみなさんもあると思います。ぜひその思いを忘れずに、私たちと一緒に行動してくれたらと思います」と日本赤十字社の活動への支援を訴えていた。(毎日新聞デジタル)