人気アイドルグループ「AKB48」の27枚目のシングル（タイトル未定、8月発売）を歌うメンバーをファン投票で選ぶ年に1度のイベント「第4回AKB48選抜総選挙」の投票が5日午後3時に締め切られる。毎年、大島優子さんとトップ争いを繰り広げた前田敦子さんのグループからの卒業が決まり、“ポスト前田”争いが焦点で、世代交代が進むかどうかが注目されている。
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選抜総選挙は09年から毎年行われており、得票数1位となったメンバーは歌やダンスで最前列のセンターポジションを獲得できる。今回は、1～16位のメンバーがシングルの表題曲を歌う「選抜メンバー」、17～32位はカップリング曲を歌う「アンダーガールズ」、33～48位はもう一つのカップリング曲を歌う「ネクストガールズ」を選び、49～64位の「フューチャーガールズ」を含む64位までが「当選メンバー」とされる。昨年の152人に対し今回は過去最多の237人が参加。「当選メンバー」に選ばれるのは3．7倍という狭き門だ。
投票方法は10種類でインターネットを通して行う。AKB48の26枚目シングル「真夏のSounds good！」通常盤CDに封入されているシリアルナンバーカードの番号を特設サイトに打ち込む方法のほか、公式ファンクラブ「二本柱の会」、公式スマートフォンアプリ、AKB48や姉妹グループの公式モバイルサイト、公式プロバイダサービス「AKB OFFICIAL NET」、動画サイト「DMM．com」内の「AKB48 LIVE!! ON DEMAND」「SKE48 LIVE!! ON DEMAND」などの特設サイトでも各会員が投票できる。開票は6日午後5時半から日本武道館（東京都千代田区）で行われ、フジテレビで午後7時から生中継される。
投票開始翌日の23日に発表された速報では、大島さんが首位に立ち、2位は約2500票差で柏木由紀さん、3位は渡辺麻友さん。名古屋・栄を拠点に活動する姉妹グループ「SKE48」が上位64人中17人と3割近くを占め、大きく躍進する勢いを見せている。（毎日新聞デジタル）
