コミックビーム:テルマエ連載の月刊マンガ誌が200号記念

創刊200号記念号となる「月刊コミックビーム」12年7月号の表紙
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創刊200号記念号となる「月刊コミックビーム」12年7月号の表紙

 「エマ」「恋の門」「テルマエ・ロマエ」など映画化やアニメ化もされた話題作を生み出してきたマンガ誌「月刊コミックビーム」(エンターブレイン)が12日発売の12年7月号で、創刊から16年8カ月をかけて200号に到達した。7月号は「創刊200号記念号」として、プレゼント企画や特別読み切り作品を掲載している。

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 「創刊200号記念号」では、巻頭に奥村勝彦編集長のあいさつ文を掲載。「正直定期刊行の雑誌で、通巻200号なんて屁(へ)みてえなもんだし、これが週刊誌だったら4年かそこらで達成しちゃうもんね。でも、ドマイナー月刊漫画誌で200号ってのは結構価値あんだぞ、正直な話」「次は20周年だ。もちっと頑張ろ」などとコメントしている。

 また、桜玉吉さんが表紙を手がけ、特別読み切り「ゴジラさん」も掲載。上野顕太郎さんの「夜は千の眼を持つ」では、「コミックビーム200のひみつ」と題して、「ビームの足跡」やこれまでの掲載作品や作家陣の紹介などを行っている。

 このほか、震災をテーマにした読み切り企画「LIFE with YOU, 3.11 ~ともに生きよう。3.11」では、同誌初登場のとり・みきさんの「ダブル・ストーリー」と、寺田克也さんの「つづく」を掲載。特製バッグなどのプレゼント企画も実施し、特別付録として、アニメ化もされた「放浪息子」の志村貴子さん描き下ろし柄の「謹製手ぬぐい」も付いてくる。(毎日新聞デジタル)

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