AKB48:CM撮影中に殺人事件? CMとマンガ連動の大型プロジェクト始動

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 アイドルグループ「AKB48」がイメージキャラクターを務める江崎グリコ「アイスの実」の新CMと、マンガ誌「週刊少年サンデー」(小学館)が連動した大型プロジェクト「AKB48殺人事件」がスタートすることが19日、明らかになった。25日から全国で放送される新CMでは、撮影現場でAKB48のメンバーが殺害され、他のメンバー全員が容疑者として浮上する事件を描いており、8月に卒業する前田敦子さんが名探偵役として登場する。新CMの放送に合わせて、7月4日発売の「週刊少年サンデー」誌上では、総合プロデューサーの秋元康さんが原案を、「名探偵コナン」で知られる青山剛昌さんが原作を手掛けた新連載「AKB48殺人事件」がスタートする。

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 新CM「AKB48殺人事件 FILE−1」編は、「謎がとけるか!アイスがとけるか!」というキャッチコピーで長編推理小説仕立てになっている。AKB48メンバーが殺人事件に巻き込まれ、メンバー全員が容疑者として浮上するというもの。CM撮影が行われたレトロな雰囲気の洋館の中で、チーム4の加藤玲奈さんが変わり果てた姿で発見される。うつぶせに倒れた加藤さんの右手の近くには、おそらく血で書かれたダイイングメッセージらしき「N」の文字が……。そんな中、「私に任せて!」と登場した前田さんが、冷静に現場の状況を分析。自信に満ちた表情で「容疑者はAKB48全メンバー89人!」と断定する……というストーリーが描かれる。

 新CMには、前田さんをはじめ、大島優子さん、篠田麻里子さん、板野友美さん、「HKT48」に“電撃移籍”したばかりの指原莉乃さんら主要メンバーが21人登場。5月下旬に行われた撮影は、お互いが犯人ではないかとメンバー同士を疑っている表情を演出するため、誰にも真犯人を告げずに進められた。休憩時間には、メンバー同士で真犯人探しで盛り上がるほか、峯岸みなみさんが「優子は死んじゃったりしないよね?」と大島優子さんに抱きつくなど、ほほえましい場面もあったという。なお、CM音楽は現役音大生でクラシック音楽が弾けるということから、メンバーの松井咲子さんが担当した。

 また、新CMに連動した形で、前田探偵が全メンバー89人(5月末の時点で兼任メンバーなどを除く、13期研究生までを含んだAKB48の全メンバー)の中から真犯人に迫っていく全9話のマンガ連載「AKB48殺人事件」が、「週刊少年サンデー」の7月4日発売号からスタートする。作画は梧桐柾木さん。

 なお、19日に開設した「アイスの実」のウェブサイトでは、前田探偵のプロフィルをはじめ、AKB48メンバーの証言動画など、事件解決に向けたヒントがアップされる。CM、ウェブ、マンガから真犯人を突き止める重要な情報を得ることができるなど、大規模な視聴者参加型のキャンペーンになっている。新CMは25日から全国で放送。(毎日新聞デジタル)

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