高田純次:受験失敗はテキトーに済まされない?「今もトラウマ」

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 タレントの高田純次さんが25日、米SF映画「トータル・リコール」(レン・ワイズマン監督)のPRイベントに登場。劇中に登場する記憶を売買するリコール社の“日本支社長”に就任した高田さんは消したい記憶はあるか?との質問に、「あんなこと、こんなこと、そんなことを消したいですね」と“テキトー”に答えつつ、「受験の失敗を消したい。今もトラウマで夢の中で自分の受験番号がボードにあって胴上げされる夢ばかり見るんです。受験合格の記憶を買いたいですね」と苦い記憶を語っていた。

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 スーツ姿で会見した高田さんは、「何で支社長に選ばれたのか、スタッフと2時間くらい話したけど分からない。記憶もいいけど、僕は若さも買いたいね。1歳につき8万円までなら払ってもいいかな」「観客動員数5億人を目指して頑張ります」と“テキトー”に意気込んだ。会見後には、「宇宙飛行士の記憶」を“購入”してきたとして、宇宙服に身を包んで再登場。「すごく良かった。ウサギは餅ついてなかったですねえ」などと“テキトー発言”を連発して笑わせていた。

 「トータル・リコール」は、SF作家フィリップ・K・ディックさんの傑作小説が原作。アーノルド・シュワルツェネッガーさん主演で映画化されており、今回の作品は「マイアミ・バイス」のコリン・ファレルさん主演のリメーク版。地球の表側に富裕層、裏側に労働者層が暮らす近未来、日々搾取されるだけの労働者たちは、将来の夢も希望も持てず、好みの記憶を買って憂さを晴らしていた。主人公ダグ・クエイド(ファレルさん)もそんな労働者の一人で、夢だったスパイの記憶を買おうとするが、突然、知らない自分が目を覚まし、自分さえも信じられないまま、階級社会を覆し、世界の運命を変える戦いに巻き込まれていく……という「ダイ・ハード4.0」のワイズマン監督が映像化するSFアクション超大作。

 映画は8月10日から全国ロードショー予定。(毎日新聞デジタル)

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