10月公開予定の劇場版3Dアニメ「009 RE:CYBORG(ゼロゼロナイン リ・サイボーグ)」(神山健治監督)の主人公・島村ジョー(009)の声をアニメ「デスノート」の夜神月役などで知られる声優の宮野真守さんが務めることが27日、発表された。
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イワン・ウイスキー(001)は玉川砂記子さん、ジェット・リンク(002)は小野大輔さん、フランソワーズ・アルヌール(003)は斎藤千和さん、アルベルト・ハインリヒ(004)は大川透さん、ジェロニモ・ジュニア(005)は丹沢晃之さん、張々湖(006)は増岡太郎さん、グレート・ブリテン(007)は吉野裕行さん、ピュンマ(008)は杉山紀彰さんが声優を担当する。
同作品は、故・石ノ森章太郎さんの未完結マンガ「サイボーグ009」をベースに、「攻殻機動隊 S.A.C.」シリーズや「東のエデン」などで知られる神山監督が制作。2013年を舞台に散り散りになっていたゼロゼロナンバーサイボーグたちが再び結集する……というまったく新しいストーリーが展開される。
この日、制作状況や今後の展開を報道関係者などに説明する作品プレゼンテーションが東京都内で開かれ、登場した神山監督は同作について「改めて(石ノ森さんの作品を)読んだとき、これほどワールドワイドなマンガを生み出しているのか……と思った。許されるなら、咀嚼(そしゃく)した上で完結させて、世に問えたらと思います」と話し、「(これまでの作品は)ご飯でいえばお茶漬けやトンカツくらいかもしれないが、世界中で食べられる大きなステーキのような作品にしたい」と意気込んだ。
また神山監督は作品のテーマを「今の時代における正義はシンプルなものではなくなっている。彼らが何と戦うかがテーマになってくる」と説明。劇場版には001~009といったおなじみのキャラクターが登場するが、ほかのキャラクターについて「30年後のギルモア博士がでてきます」と明かした。
「009 RE:CYBORG」は10月27日に公開。(毎日新聞デジタル)
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