タレントでスポーツキャスターのSHEILA(シェイラ)さん(39)が30日、約4カ月間の産休を終え、所属事務所で番組収録前に復帰会見を行った。愛娘を抱えて登場したSHEILAさんは「産休でゆっくりしすぎて復帰が心配」といいつつ、娘可愛さに初めて「仕事をしたくない」と思ったことを明かし、生後3カ月で「もうしゃべるの! 私のおはように合わせて『おあうー』って。すごく頭がよかったらどうするよ。やばいね!」と目を細めて親バカぶりを披露した。
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3月23日に約4時間のスピード安産で第1子となる女児を出産したというSHEILAさんは妊娠期間につわりがひどかったといい、「リアルな話、(出産して)やっと終わったと思った。(娘と)2人っきりになったときに感動して、あんなに泣いたのは初めて!」と振り返った。性別は妊娠7カ月半ぐらいまではっきりしなかったといい、「(夫婦)2人とも勝手に男を産むと思っていた。実際は女の子でよかった。パパのデレデレ感がすごいです」と幸せそうに話した。
芸能界の友人の反応は「結構みんなで集まってママトークしてます。ママのリアルな情報をもらえるので、すごくいい状況ですね」といい、出産前におなかをたくさん触ってくれたという同じ事務所の先輩の和田アキ子さんには「クーファン(赤ちゃん用かご)をいただいた。娘が泣くと、『アッコさん行きだよ~』といってそこに寝かせると、本当によく寝てくれる(笑い)」と明かした。
子育ては「こんなに楽しいの?って思うくらい。私には向いているみたい」といい、「今のところ、やばいくらい甘甘ですね。1歳半くらいでイライラすると聞くので、まだ親バカでいいと思う。テレビでSキャラだったけれど、(今後は)ドMキャラになるかも」とちゃめっ気たっぷりに話した。娘については「1カ月半で首が据わっていた。キューバ人は首が据わるのが早いんです。(習い事は)私はクラシックバレエをしていたから習わせたいし、私は泳げないから水泳も、スポーツはマスト。お花とかもやらせたい……」と教育ママぶりものぞかせ、芸能界については「本人が好きなら。でもまだ、3カ月だよ~」と笑った。自身の仕事については「考え方は180度変わったと思う。仕事は大好きだけれど(子育てのためにセーブしたい)、それぐらいの気持ちです」と語った。
妊娠で体重が約13.5~14キロ増えたというSHEILAさんは「おなかだけ大きくなってその周りは太らなかったけれど、出産したら3キロしか減ってなくて、10キロは自分のものだったんだ! おなか周りは浮き輪です」といい、「まだダイエットしていない、それも悩みですけれど、頑張ります」と話した。第2子については「またあの十月十日を迎えるのはちょっと不安」といいながらも、「もう1人くらいは。今度は、(出産を)実況しちゃう? (フリーアナウンサーの)草野(仁)さんとかにやってほしい!」とはしゃいで、記者を沸かせていた。
SHEILAさんは73年、キューバで生まれ、父は日本人、母はキューバ人で日本国籍のタレント。会社員からタレントになり、NHKEテレの「スペイン語会話」の司会やテレビ東京の「ワールドビジネスサテライト」のリポーターを担当した。09年に会社役員の一般男性と結婚。会見後のバラエティー番組「世界一受けたい授業スペシャル」(日本テレビ系、7月28日午後7時放送)の収録で、芸能界に復帰する。(毎日新聞デジタル)
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