モデルのトリンドル玲奈さんが1日、東京・秋葉原で行われたイベント「AKIBAで探す『まんが王国とっとり』」に七夕を意識した浴衣姿で登場。「まんが王国とっとり」をアピールする“トットリンドル王女”と“鳥取ふるさと大使”を務めていながら、鳥取を訪れたことがないトリンドルさんは「(『国際まんが博』が始まる)8月4日に初めて鳥取に行きます」とウキウキの表情で「鳥取出身でもなく鳥取に行ったこともなかったのに仕事で縁があって王女になりました。とてもうれしかった」と語った。
あなたにオススメ
“あの頃”のジャンプ:実写ドラマ化も話題「ウイングマン」 1983年を振り返る
「まんが王国とっとり」は「ゲゲゲの鬼太郎」の水木しげるさん(境港市出身)や「名探偵コナン」の青山剛昌さん(北栄町出身)、仏のシュバリエ章を受章するなど欧州で評価されている谷口ジローさん(鳥取市出身)らのマンガ家を輩出してきた鳥取県が、アニメやマンガを切り口に国内外で同県の知名度向上や観光客誘致を図る取り組み。同県は、8月4日~11月25日に「国際まんが博」を開催し、今秋、マンガをテーマとしたシンポジウム「第13回国際マンガサミット鳥取大会」を開催することから、12年度を「まんが王国とっとり建国の年」と定めた。
イベントにはマンガ家のちばてつやさん、里中満智子さんも出席。アジアのマンガ家による「国際マンガサミット」について里中さんは「文化を共有することで人は真に理解し合える。マンガを通じて日本人の優しさ、正義感が世界に伝わることで政治の摩擦も軽減されるのでは」と語った。(毎日新聞デジタル)