注目ドラマ紹介:「ビューティフルレイン」 トヨエツ&愛菜のW主演で親子の絆描くホームドラマ

ドラマ「ビューティフルレイン」に出演する豊川悦司さん(上)と芦田愛菜ちゃん
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ドラマ「ビューティフルレイン」に出演する豊川悦司さん(上)と芦田愛菜ちゃん

 俳優の豊川悦司さんと子役の芦田愛菜ちゃんがダブル主演する連続ドラマ「ビューティフルレイン」(フジテレビ系)が1日、放送をスタートする。豊川さん演じる若年性アルツハイマー病と診断された父親と、愛菜ちゃん演じる小学2年生の娘が、一緒に困難を乗り越えようとするホームドラマだ。

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 ドラマは、ホームドラマを中心に放送してきた毎週日曜午後9時からの「ドラマチック・サンデー」枠の第8弾。豊川さんは、妻との死別をきっかけに大手建設会社を退職し、下町の金属加工工場に職人として勤めながら、一人娘・美雨(愛菜ちゃん)を育てるシングルファザーの木下圭介を演じる。明るく何事にも懸命で、毎日娘とけんかしながらも、笑顔で日々過ごしていたが、ある日突然、若年性アルツハイマー病と診断されるという役どころ。

 また、愛菜ちゃん演じる美雨は、同級生より少し精神年齢は高いが、中身はまだ子供の小学2年生で、母親のいないさみしさを、父親譲りの負けん気と前向きさではねのけているという役。圭介の病気を知り、2人で力を合わせ乗り越えていこうと、圭介を支えていく。

 そのほかのキャストとして、圭介が勤める職場の後輩・勝田秋生役を三浦翔平さん、先輩・宗田清役をでんでんさん、社長の中村富美夫役を蟹江敬三さん、社長の娘・西脇アカネ役を中谷美紀さん、圭介の主治医・古賀豊役を安田顕さんが演じる。脚本は「パッチギ!」「フラガール」の脚本家・羽原大介さんが担当する。

 第1話は、8年前にこの世を去った妻・妙子の分まで美雨のことを愛して育てていこうと決心した圭介は、東京の下町にある小さな金属加工工場「中村産業」の離れで、美雨とつつましやかに暮らしていた。そんな2人を、従業員や社長は温かく見守っていたが、ある日、工場で作業していた圭介の頭に、荷物が落下。圭介は病院に運ばれる。幸い軽傷でその日のうちに帰宅した圭介だが、後日、診断結果を聞きに訪れた病院で、医師から「若年性アルツハイマー病」と告知される……というストーリー。

 主題歌は、愛菜ちゃんが歌う「雨に願いを」が起用された。1日から毎週日曜午後9時放送。初回は30分拡大版。(毎日新聞デジタル)

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