注目アニメ紹介:「人類は衰退しました」 一見メルヘンで実はブラック ラノベをアニメ化

アニメ「人類は衰退しました」のキービジュアル (C) 2012 田中ロミオ、小学館/妖精社
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アニメ「人類は衰退しました」のキービジュアル (C) 2012 田中ロミオ、小学館/妖精社

 ゆるやかに衰退を迎える人類と、代わって地球を支配する「妖精さん」の交流を描くアニメ「人類は衰退しました」の放送が1日深夜、スタートする。田中ロミオさんのライトノベル(小学館ガガガ文庫)が原作だ。

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 人類最後の教育機関「学舎」を卒業した少女の「わたし」は、故郷のクスノキの里に戻る。そこで、人口が減った人類と、地球の主役となりつつある妖精さんのトラブルを解決する国家公務員「調停官」の職に就いたことから、妖精さんの不思議な行動に振り回される日々が始まる……。

 無邪気そうな見かけの妖精さんは、大勢集まると驚異的な技術を発揮し、あっという間に超文明を創り上げる。しかし、飽きるとすぐに解散してしまう気まぐれさを持ち合わせている。「わたし」は、菓子作りを通じて妖精さんと仲よくなるが、毎回とんでもない目に遭わされる。一見、メルヘンで、実は“ブラック”という味わいが魅力だ。

 「わたし」は「おとめ妖怪 ざくろ」の中原麻衣さん、「わたし」の祖父は「創聖のアクエリオン」の石塚運昇さんが担当。アニメーション制作は「天体戦士サンレッド」や「ペルソナ4」の「AIC ASTA」が手がける。放送は、tvk、TOKYO MXほか。

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