穏やか貴族の休暇のすすめ。
第12話 「リゼルのいない国」
4月1日(水)放送分
劇場版アニメ「時をかける少女」や「サマーウォーズ」で知られる細田守監督の最新作「おおかみこどもの雨と雪」のワールドプレミアが、25日(日本時間26日)、パリで開催された。パリ最大のシネコン「UGC Ciné Cité les Halles (ユージーシー・シネサイト・レ・アール)」にある約500人を収容できるスクリーンで行われたが、チケットは発売初日で完売。物語のエンディングに入ると客席からは「ブラボー!」「細田守はさすがだね!」という声とともに盛大で温かな拍手が湧き起こり、スタンディングオベーションが約2分、続いた。
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会場には、細田監督と主人公・花の声を演じた女優の宮崎あおいさんが登場。細田監督は満員の観客を前に「世界に先駆けて、本作をフランスのみなさんにご覧いただけることをうれしく思っています」とあいさつ。上映中は、愛らしいおおかみこどもたちがコロコロと変身するさまや躍動感あふれる動きに何度も歓声が起きる一方で、登場人物に心を寄せて涙をぬぐう人の姿も見られるなど、観客の反応が絶えず、一緒に鑑賞していた宮崎さんは「皆さんの感情表現がとても豊かで、こんなに笑うところがある映画なんだという新しい発見もあって、新鮮な気持ちで見ることができました」と感想を語っていた。
現地では、マスコミ向けの試写会も行われ、辛口で知られる仏マスコミから「ディズニーやピクサー作品とは一線を画すアニメーション映画だ」「これまでのアニメ作品と異なり、大人も楽しめる複雑な物語を内包した映画的な映画」など絶賛を受け、細田監督の元には、取材依頼が殺到した。
また、21日まで、世界で初めてアニメ・マンガ作品の美術に特化したフランスの画廊「Galerie Arludik(ギャラリー・アーリュディック)」で、同作の全仏公開を記念した背景画やキャラクター設定画の展覧会「『おおかみこどもの雨と雪』細田守アートワーク展」が開催されている。同画廊は、これまでティム・バートン監督や宮崎駿さんなどの有名クリエーターの個展を開催している。
「おおかみこどもの雨と雪」は、「親子」をテーマに、花と「おおかみおとこ」との出会いから恋愛、結婚、出産、子育てと、その子供たち「雪」と「雨」の成長と自立を描いた作品。34の国と地域での配給が決定している。日本では21日から全国公開される。(毎日新聞デジタル)
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