マンガ新連載:「ビブリア古書堂の事件手帖」 古書店舞台の人気ミステリーが原作

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 雑誌で連載が始まった注目作を取り上げる「マンガ新連載」。これまでにコミックス3巻が発売されシリーズ累計発行部数が300万部を突破している三上延さんの人気ミステリー小説「ビブリア古書堂の事件手帖」が、交田稜さんの作画でマンガ化され、6日発売の「good!アフタヌーン」23号(講談社)でスタートした。

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 「ビブリア古書堂の事件手帖」は、神奈川・鎌倉にある古書店「ビブリア古書堂」を舞台に、初対面の人間とは口もきけない人見知りだが、古書の知識は並大抵ではなく、本には人一倍の情熱を燃やす美人店主の篠川栞子(しおりこ)と、“活字恐怖症”で本を見るのも嫌だという青年・五浦大輔を中心に展開。栞子の元に持ち込まれる古書にまつわる事件や謎を解き明かす……という内容。夏目漱石の「それから」や太宰治の「晩年」などの名作が登場し、うんちくが語られながら謎が解き明かされていく。(毎日新聞デジタル)

 ◇アフタヌーン編集部 城戸雄介さん

 マンガ家の交田稜さんは「変人しか出てこない物語」と語りました。今となっては累計300万部というメガヒット作品になった小説「ビブリア古書堂の事件手帖」を読んだ交田さんの感想です。

 ご縁があってマンガ化する機会に恵まれ、交田さんと「ビブリア」の面白さについて掘り下げました。静謐(せいひつ)な古書ミステリーとしての趣、ヒロインの美しさ、もどかしい恋愛模様、一巻通じての端正な文章と構成。どれが欠けても原作の魅力が損なわれるような気がして、それらすべてを凝縮した作品づくりにチャレンジしています。

 交田さんは新人ですが、原作者・三上延さんも認める逸材です。ぜひ、ご期待ください。

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