12年度ミス浜松グランプリに選ばれた青木美菜さんと、静岡県浜松市のマスコットキャラクター「出世大名 家康くん」らで結成された「浜名湖うなぎ」PRキャラバン隊がこのほど、毎日新聞デジタル「まんたんウェブ」編集部を訪れた。27日の「土用の丑の日」に向けて出荷の最盛期を迎えている「浜名湖うなぎ」について、青木さんは「安心で安全な浜名湖うなぎをぜひ食べてほしい」と話し、家康くんも「土用の丑の日には、日本一おいしい浜名湖うなぎを食べるのじゃ」とPRした。
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養殖ウナギ発祥の地として有名な浜名湖うなぎは、1年以内で出荷を迎えることの多い通常の養殖ウナギと違い、1年以上じっくりと時間をかけて育てるため、ウナギに余計なストレスがかからず、身の締まりや脂ののりがよく、生産者や加工者の情報などを確認できるトレーサビリティーを持った安全さも魅力となっている。市の広聴広報課の田代智成さんは「蒲焼きももちろんおいしいですが、白焼きで食べると味の違いがよく分かります。浜松では歯ごたえの楽しめるお刺身でも味わいます」と産地ならではの食べ方を紹介した。
青木さんは、昨年東日本大震災の影響で中止となり、今年2年ぶりに開催された「浜松まつり」ミス浜松でグランプリとなった。「浜松まつりが大好きで、20歳の記念に出場しました。生まれも育ちも浜松ですのでやる気十分です。とても貴重な体験をさせてもらっています」と笑顔で語った。浜名湖うなぎは「土用の丑の日にも食べますし、うれしい出来事があったときに家族と食べることが多かった」といい、「ウナギの蒲焼きを食べたとき、最後に昆布だしでお茶漬けにするのが好きです」とおすすめの食べ方を明かした。同市のおすすめの場所は「浜名湖かんざんじ温泉にはよく行きます。近くに『浜名湖パルパル』という遊園地もあって、お子さまも楽しめます」と紹介した。
同市にある浜松城は、1570年に徳川家康が築城、家康が城を離れたあと、天保の改革を行った水野忠邦をはじめ、浜松城の城主が数多くの人物が幕府の重役に登用されたため、「出世城」と呼ばれている。昨年誕生した家康くんも、今年「はままつ福市長」に“出世”したといい、「ワシの(ウナギ型の)ちょんまげに触ると出世すると言われて、みんなが触りに来るのじゃ。浜名湖のうなぎを食べると、出世できるぞよ!」と浜名湖うなぎの魅力を後押ししていた。(毎日新聞デジタル)