向井理:リドリー・スコット作品の予告編ナレーション担当

向井理さんが予告編のナレーションを務める映画「Japan in a Day」のポスター
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向井理さんが予告編のナレーションを務める映画「Japan in a Day」のポスター

 俳優の向井理さんが、映画界の巨匠、リドリー・スコット監督とトニー・スコット監督の兄弟が製作総指揮を務める映画「Japan in a Day(ジャパンインアデイ)」(成田岳監督)の予告編のナレーションを担当することが、わかった。東日本大震災からちょうど1年後となる今年の3月11日に、一般の人が撮影した約8000本の映像などを編集して作られた映画で、今回の予告編は「あれから1年。世界中から集められた8000本の動画が特別な一日を作り上げました」と静かにかみしめるような向井さんのナレーションから始まる印象的なものになっている。

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 映画は、震災から1年が経過した3月11日を人々がどう過ごすのかを記録して共有する同名プロジェクトの一環で、今年の3月11日に撮影し、同映画のYouTube特設サイトへ投稿された映像と、フジテレビの取材映像などを集めて編集した。リドリー監督とトニー監督が設立した英国の映画製作会社「スコット・フリー」とフジテレビが共同製作し、両監督が製作総指揮を担当。国際映画祭への出品も予定されている。

 向井さんのナレーション入り予告編のほか、映像を投稿した人から集めた日常の写真を並べた映画のポスター画像も公開された。「Japan in a Day」は11月3日から全国公開。(毎日新聞デジタル)

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