キャッツ・アイ:美人3姉妹役発表「原作知らない」に会場びっくり

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 北条司さんの人気マンガ「キャッツ・アイ」を初めて舞台化する劇団ゲキハロ第12回公演の制作発表が東京・赤坂サカスのサカスステージで行われ、怪盗役の美人3姉妹の長女・泪役をアイドルグループ「Berryz工房」の須藤茉麻(まあさ)さん(20)、次女・瞳役をアイドルグループ「℃-ute」の矢島舞美(まいみ)さん(20)、三女・愛役を同グループの萩原舞さん(16)が演じることが明らかになった。有名作品へのプレッシャーについて聞かれると、矢島さんは「原作は知らなかった。歌もサビを聞いたことがある程度です」と答え、須藤さんも「有名で存じ上げていたが、内容は知らない。少しずつアニメを見始めています」と答え、会場を驚かせていた。

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 「キャッツ・アイ」は、北条さんの連載デビュー作で、81~85年に週刊少年ジャンプで連載され、コミックスの累計発行2000万部を超える人気マンガ。喫茶店を営む来生泪、瞳、愛の美人3姉妹が夜になるとレオタード姿の怪盗「キャッツアイ」になり、美術品を狙い、瞳の恋人である熱血刑事・内海俊夫ら警察を翻弄(ほんろう)するというストーリーで、アニメ化もされ大ヒットした。

 今回は、ドラマ「東京少女」や「ケータイ刑事」「恋する日曜日」シリーズなどの丹羽多聞アンドリウさん(BS-TBS)がプロデュースを手がけ、「Berryz工房」と「℃-ute」の選抜メンバーで初舞台化。出演するのは、3人のほか、「Berryz工房」の清水佐紀さん(20)、熊井友理奈さん(18)、菅谷梨沙子さん(18)、「℃-ute」の中島早貴さん(18)らで、“盗む”側を描くAバージョンと、“盗まれる”側を描くBバージョンの二つのストーリーで同じ役を演じる。

 舞台限定のユニット「キャッツ・アイ セブン」のセクシーな衣装に身を包んで登場した矢島さんは、役について「怪盗の役でアクションもたくさん入ってくるらしいので、たくさん練習して頑張りたい」、須藤さんは「セクシーで魅力的な女性と言われたので、セクシーさを磨きたい」、萩原さん「すごく明るくて、笑顔を絶やさない役なので笑顔で頑張りたい」とそれぞれ意気込みを語った。

 イベントではリメークされた主題歌も初披露され、集まった報道陣とファンを盛り上げた。主題歌について、刑事役を演じる清水さんは「聞いたことはあったんですが、サビしか知らない」と明かし、矢島さんは「ラップをいれたりしてアレンジしています。私たちが歌う『キャッツ・アイ』は違うものになったと思っているので、ファンの方に聞いてほしい」とアピールした。

 舞台は、池袋サンシャイン劇場(東京都豊島区東池袋3の1の4)で9月22~30日、「大阪イオン化粧品シアターBRAVA!」(大阪市中央区城見1の3の2)で10月13、14日に上演される。チケットは前売り券が6700円、当日券7000円。東京公演は8月4日、大阪公演は8月11日から発売される。(毎日新聞デジタル)

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