爆笑問題:悪友・橋下市長ネタを連発 上方漫才の殿堂に初出演

なんばグランド花月に初出演した爆笑問題
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なんばグランド花月に初出演した爆笑問題

 人気漫才コンビ「爆笑問題」が27日、上方漫才の殿堂「なんばグランド花月」(大阪市中央区)に漫才師として初出演した。約900人と満席の客を前に2度にわたり漫才を披露した。

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 吉本興業100周年記念興行のゲストとして登場した爆笑問題。「大阪には若い頃はよく来ました。花月には番組で来たことはあると思いますが、漫才は初めて」(田中裕二さん)という。2人は、この日のために前日に新ネタ作りに没頭し、日本が大金星を挙げたロンドン五輪サッカーのスペイン戦も「全然見ていない」というほど。

 新ネタは冒頭からいきなり、橋下徹大阪市長の不倫騒動や民主党の分裂など時事ネタを積極的に取り上げた。田中さんが「大阪で漫才やるのは十何年ぶりだね」と太田光さんに振ると、太田さんは「大阪といえば橋下さんの不倫でしょう」。さらに、「職員の入れ墨を調査したら、みんな『橋下命』って入れ墨を入れてたみたいで、言うに言えなくなっちゃって……」(太田さん)など、辛口たっぷり。

 橋下市長は大阪府知事就任前の芸能活動をしていた際、爆笑問題が所属する事務所にマネジメントを委託していたことから、太田さんと橋下市長は今でもメールをやりとりする仲だという。

 1度目の出番後の会見でも、太田さんは「いつもメールを送る時は『市長と書くんですが、スチュワーデスのコスプレをしてたみたいなので『機長』と送ったら、それ以降、返信がありません」と笑わせた。橋下市長について聞かれると、太田さんはさらに「普段、説教されてるんでね。ざまあ見ろと言いたい」と「悪友」をネタにさらにヒートアップしていた。

 10月26、27日には所属事務所「タイタン」主催の「タイタンライブ」が100回を迎え、東京・赤坂ACTシアターで2日間公演が予定されている。

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