ぴなメイドな生活:ジェスチャー時代

 
1 / 1
 

 こんにちは! お菓子の家のシンデレラ! くっきーです。突然なのですが、くっきーは母がブラジル人、父が日本人の国際的な家庭で育ちました。

ウナギノボリ

 小さいころは、自分が周りのみんなと違って、外国人であることが本当に恥ずかしくて、家族と歩くのが嫌いでした。みんなと違うことが怖くて、みんなから仲間外れにされるのではないかと怖かったのです。

 3歳で日本に来た私は、5歳で日本の保育園に入園し、周りのみんなとコミュニケーションがまったくとれず、周りと違う自分が嫌で毎日保育園に行くのが嫌でした。

 でも、やっぱり、保育園には行かなきゃいけなかったので、ジェスチャーなどを加えて必死で周りとコミュニケーションをとるようにしていました。

 それが、1年もたったころには、卒園式で泣くぐらい、周りに溶け込めていました。

 小さいころは、人と違うことが本当に嫌で「外国人」っていうのが嫌いだった私なのですが、今では、バイリンガルになれたのも親のおかげだし、日本語もポルトガル語も勉強させてくれた親には感謝の気持ちでいっぱいです。

 きっと私のように、外国人って思われるのがいやだって子供はたくさんいると思います。

 今の私だったら、その子たちに自分の話をして、未来の自分のためにも、今の経験は無駄じゃないよ、と伝えてあげたいです。

 いろんな経験も無駄じゃないと思えます。今の私は、本当に幸せものです。

 仕事も仲間とのコミュニケーションも何一つ不自由なくできているのは、昔の何も分からなかったジェスチャー時代があるからだと思います。

 これからもバイリンガル極めていきます! くっきーでした。

 ◇著者自己紹介

 お菓子の家から一人前のメイドさんになるために、日々修行中! めろでぃ~リアン♪でも活躍中です

 ※このコラムでは、一部特殊な表現が使われていますが、コラムの趣旨に則り、できるだけ原文のままの表現としています。(編集部)

コラム 最新記事