黒田勇樹:妻・中村瑠衣と初のツーショット披露 プロポーズは「しょうがないので」

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 先日、歌手の中村瑠衣さんとの結婚と特撮映画「メンタルヒーローJ1(仮)」で監督デビューすることを発表した元俳優で“ハイパーメディアフリーター”の黒田勇樹さんが4日、東京都内で行われた劇場版アニメ「放課後ミッドナイターズ」(竹清仁監督)のトークイベントに登場した。結婚発表後、初めて公の場に登場した黒田さんは妻の中村さんと初のツーショットを披露。2人は取材に応じ、黒田さんは結婚に至った経緯を「1年半くらいお付き合いさせていただいて、映画監督をやることになって、曖昧(あいまい)な関係をどうにかしようとなった」とうれしそうに話した。

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 2人は、黒田さんが主催したイベントに中村さんが参加したことがきっかけで知り合ったといい、黒田さんのプロポーズの言葉について「しょうがないので結婚しよう……みたいな感じだった」と明かした。中村さんは、自称21歳の歌手で、5歳の息子がおり、黒田さんは「自称21歳だけど、5歳の子どもがいるので、察してあげてください」と苦笑しながら説明し、中村さんは「来年も21歳です」と笑顔だった。

 中村さんは、黒田さんの印象を「知り合ったときはキラキラしたオーラがあったけど、付き合っているうちに太って、ただのオッサンになった。頭の回転が速いところが好き」とコメント。黒田さんは、監督作の「メンタルヒーローJ1(仮)」に中村さんが出演するかを聞かれ、「結婚した後、すぐに奥さんを映画に出すなんて、そんな恥ずかしいことはできない」と否定。なお、結婚式は、黒田さんの映画の仕事が一段落する来年を予定しているという。

 黒田さんは、2年前に芸能事務所との契約が終了したのをきっかけに“ハイパーメディアフリーター”になったといい、その生活について「今は映画館でポップコーンを作っています。深夜の印刷所や運送業、高校の進路相談、グラビアのカメラマンもやった。やったことがない仕事を全部やってみようと思っていた」と説明。現在の収入を聞かれると「(俳優をしていたときは)CMのナレーションで1時間で60万円をもらったことがあるけど、今は最低(の時給は)850円。時給ってのはいいですよ。いくら稼いだかが分かる」とフリーターらしく話し、俳優復帰の予定について「ないです」と否定した。

 「放課後ミッドナイターズ」は、真夜中の学校を舞台に、人体模型が巻き起こす一夜の大騒動を描いた作品で、黒田さんは声優として参加しているほか、“宣伝部員”を務める。イベントには“はるかぜちゃん”の愛称で知られる子役の春名風花ちゃんも登場し、黒田さんと“子役”についてトークした。25日に全国で公開。(毎日新聞デジタル)

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