這いよれ!ニャル子さん:初の単独イベントにファン約3400人 「うー!にゃー!」と絶叫

(C) 逢空万太・ソフトバンク クリエイティブ/名状しがたい製作委員会のようなもの
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(C) 逢空万太・ソフトバンク クリエイティブ/名状しがたい製作委員会のようなもの

 4~6月に放送された人気アニメ「這いよれ!ニャル子さん」の初の単独イベント「邪神生誕祭」が5日、東京・渋谷のライブハウス「SHIBUYA-AX」で行われ、約1700人のファンが集まり、「うー! にゃー!」と叫んで、同アニメの声優やゆかりのあるミュージシャンらのトークやライブに熱狂した。同日夜、同所で行われた同アニメのイベント「邪神降臨祭」と合わせ、ファン約3400人が詰めかけた。

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 「這いよれ!ニャル子さん」は、逢空万太(あいそら・まんた)さん作、狐印(こいん)さん画の人気ライトノベルが原作。美少女化した仮想神話「クトゥルー神話」の神々のドタバタを描いたコメディーで、物語は、地球の高校生・八坂真尋(まひろ)を悪の組織から守るために、邪神ニャルラトホテプ(通称ニャル子)が派遣されてきたことから始まる。テレビアニメはテレビ東京などで放送され、人気を集めた。ミニアルバム「這いよれ!ニャル子さん」が発売されているほか、ブルーレイ(BD)第3巻が7350円、DVDは6300円で24日に発売される。

 イベントは、エイベックスの夏の音楽イベント「a-nation musicweek&stadium fes.Charge Go! ウイダーinゼリー」の一環で、3~12日に渋谷かいわいで行われるイベント「musicweek」で行われた。

 「邪神生誕祭」には、ニャル子役の阿澄佳奈さん、八坂真尋役の喜多村英梨さん、クー子役の松来未祐さん、暮井珠緒役の大坪由佳さん、余市健彦役の羽多野渉さん、シャンタッ君役の新井里美さん、エンディングテーマを手掛けたRAMM、オープニングテーマとBGMを手掛けた田中秀和さん、オープニングテーマの作詞を担当した畑亜貴さん、長澤剛監督が登場。アニメのアフレコ現場や音楽制作の裏話が披露されたほか、出演者による同アニメのクイズコーナーなどが行われた。

 終盤に行われたライブコーナーでは、主題歌を歌う「後ろから這いより隊G」こと阿澄さん、松来さん、大坪さんが、ニャル子と同じギンガムチェックの衣装で「太陽曰く燃えよカオス」を熱唱。また喜多村さんと波多野さんからなる「後ろから這いより隊B」は「黒鋼のストライバー」を披露し、「RAMMに這いよるニャル子さん」は「ずっと Be with you」を披露。アンコールでは、会場からは「うー! にゃー!」というコールが響き渡り、出演者全員がそれに応じて「太陽曰く燃えよカオス」を合唱した。

 大坪さんは「今日大勢のみなさんの前で念願の『うー! にゃー!』ができて大満足しております」と大喜び。阿澄さんは「ニャル子さんはこれで終わるわけがありません。引き続き、楽しみに待っていてくれればうれしいです。私たちも待っています」とファンにメッセージを送っていた。(毎日新聞デジタル)

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