ドラクエ:日産とコラボでスライムカーがお目見え

東京・六本木ヒルズのカフェ&スペース「Hills Cafe/Space」にお目見えしたスライムカー(左は齊藤陽介プロデューサー)
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東京・六本木ヒルズのカフェ&スペース「Hills Cafe/Space」にお目見えしたスライムカー(左は齊藤陽介プロデューサー)

 人気RPG「ドラゴンクエスト(ドラクエ)」(スクウェア・エニックス)に登場する代表的なモンスター・スライムの痛車が13日、東京・六本木ヒルズのカフェ&スペース「Hills Cafe/Space」にお目見えした。ドラクエと日産のミニバン「セレナ」とのコラボレーションで誕生したコラボカーで、発表会にはゲストとして最新作「ドラゴンクエスト10 目覚めし五つの種族 オンライン」を手がけたスクウェア・エニックスの齊藤陽介プロデューサーが招かれ「今日はスライムカーが1台もらえると聞いたので、仕事をほっぽって来た」とジョークをいいながら、うれしそうに車を眺め、「日産さんに交渉します」と言って会場を盛り上げた。

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 コラボカー「日産セレナ・スライムカー」はスクウェア・エニックスと日産の共同監修で作られたラッピングカーで、背景含めてすべて描き下ろし。スライムをボンネットに配置し、天井には小さなスライムで描かれたキングスライム、側面には最新作で登場するクイーンスライムやメタルスライム、はぐれメタルなど約40匹をあしらったキュートなデザイン。販売予定はないという。

 イベントでは、齊藤プロデューサーがシリーズ最新作「10」の魅力を紹介。多数の種族を作ったことについて「オンラインで大勢がプレーするのに、人間のキャラクターだけでは個性を出すのが難しかった」と語り、「(シリーズの生みの親)堀井雄二さんはエルフの戦士、僕はドワーフでプレーしています。知らない間に一緒にプレーしているかも……」と明かした。また、「近々バージョンアップして職業が増えます。想像以上に早いです」などとゲームのさまざまな情報を語り、「敷居が高い、背中を押されないと挑戦できないという方も、勇気を持ってオンラインの扉を開けてほしい。後悔はさせません」と呼びかけた。イベントの模様は、ニコニコ生放送でインターネット中継された。

 コラボカーは、19日まで同会場に期間限定でオープンするコラボカフェ「LUIDA'S Cafe(ルイ−ダズカフェ)」に展示した後、全7台を全国の日産の販売店やイベント会場など各地に展示する予定。「ルイーダズカフェ」は、仲間を求めて冒険者が集まるゲーム内の「ルイーダの酒場」をモチーフにしたカフェで、スライム肉まん(350円)やマドハンドのキーマカレー(850円)、セレナの冒険クラシックチーズバーガー(1000円)などが味わえる。

 「ドラゴンクエスト10」はシリーズ初のオンライン専用RPGで、インターネットを通じて他のプレーヤーと一つの世界に集まり、おなじみのモンスターたちが生息する世界を舞台に冒険を繰り広げる。ソフト(6980円、20日間のオンライン利用券付き)とは別に、30日1000円のオンラインの利用料金が必要。子供が無料でプレーできるよう1日2時間の無料プレー時間「キッズタイム」を設けている。(毎日新聞デジタル)

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