女優の米倉涼子さんや上戸彩さん、武井咲さんらを輩出してきた、今回で13回目となる「全日本国民的美少女コンテスト」の本選大会が21日、東京都内で行われ、福岡県出身の高校1年生、吉本実憂(よしもと・みゆ)さん(15)と新潟県出身の中学1年生、小澤奈々花(おざわ・ななか)さん(13)の2人がグランプリに選ばれた。
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全国10万2564人の応募者の頂点に立った吉本さんは「とってもうれしいです。実感がなくて、応援してくださった家族や友だちのお陰だと思った」と涙をこらえながらコメント。小澤さんは「とてもうれしいです。受賞できると思ってなくて、(名前が呼ばれた瞬間)本当に自分なのか分かんなくなった。応援してくれた方々全員にありがとうって言いたいです」と涙ながらに喜びを語った。
「全日本国民的美少女コンテスト」は、87年に後藤久美子さんをイメージキャラクターに第1回を開催し、多数の女優やモデルを輩出してきた。25周年記念大会となる今回は、12~20歳の女性を対象に3月から募集を開始し、書類審査、面接審査などの予選審査を通過した21人が本選大会に出場。本選大会では、ウオーキング審査や音楽審査、演技審査などの最終審査が行われた。審査員は、写真家の渡辺達生さんのほか、歴代グランプリ審査委員を女優の藤谷美紀さん、佐藤藍子さん、ゲスト審査員を前田美波里さん、森泉さん、ヨンアさんが務め、司会に政井マヤさん、田畑祐一さん、特別ゲストに米倉さん、上戸さん、武井さんが登場した。
グランプリに選ばれた吉本さんは「将来の目標は上戸彩さんや剛力彩芽さんのような女優になること」と宣言し、「特技は祇園太鼓です」とアピール。小澤さんは「将来の目標はモデルさんになること、特技はチアダンスです」とアピールした。2人には賞金200万円が贈られたほか、オスカープロモーションへの所属、13年公開予定の映画出演、テレビドラマ出演、13年の歌手デビューが決定した。
審査員特別賞には大阪府出身の小学6年生、井頭愛海(いがしら・まなみ)さん(12)、高知県出身の小学6年生、尾碕真花(おさき・いちか)さん(12)、演技部門賞には神奈川県出身の中学2年生、白鳥羽純(しらとり・はすみ)さん(13)と、東京都出身の中学2年生、山木コハル(やまき・こはる)さん(13)、音楽部門賞には神奈川県出身の中学2年生、末永真唯(すえなが・まい)さん(14)、モデル部門賞にはオーストラリア出身の中学3年生、若山あやのさん(わかやま・あやの)(14)、グラビア賞には兵庫県出身の中学1年生、籠谷さくら(こもりや・さくら)さん(12)、マルチメディア賞に東京都出身の中学1年生、上水口萌乃香(かみなぐち・ほのか)さん(13)が選ばれた。(毎日新聞デジタル)