人気アイドルグループ「AKB48」を卒業する前田敦子さん(21)が27日、東京・秋葉原のAKB48劇場で、同日に行われる最後の劇場公演を前に会見。卒業後について、「いろんな所に行きたい。時間ができたら。でも1人で行きたいですね。NY(ニューヨーク)とかに留学してみたいなと思ってるんですけど、全部1人でチャレンジしてみたい」と意欲を語った。
あなたにオススメ
「豊臣兄弟!」では池松壮亮が! 大河ドラマ“秀吉俳優”史を振り返る
14歳、中学2年で1期生としてAKB48に加入して以来、“不動のエース”としてグループを引っ張ってきた前田さん。「昨日(のAKB48初の東京ドーム公演で)たくさん泣いたので今日は笑顔で終われるんじゃないかなと思うので、みんなで最高の時間を過ごしたいと思います。これからもAKBと前田敦子をよろしくお願いします」と元気よく語った。
また東京ドーム公演を終え、「本当にこの7年間で一番幸せでした。すごく幸せなことができてるんだとかみしめることができました」とにっこり。今後のAKB48について、「誰が卒業してもずっとAKB48というグループは残ってほしい。これから応援する側に回って、みんなの活躍をそばで見ていけるのはすごく楽しみ」と仲間たちに期待した。
卒業により恋愛禁止のルールも解禁されるが、「どうなんでしょうか。秋元康先生は冗談で『28日の0時00分になったら恋愛していいよ』って言ってくださってるんですが……。でも、現実にそういう方がいないので、まだ何も分からないです」と笑顔で答えた。
1人になっての活動についての不安や期待については、「冷静に考えてみて、もしかすると不安の方が大きいと思うんですけど、メンバーも秋元先生やスタッフも背中を押してくれているので、みなさんには期待だけしてほしいです」と活躍を誓った。
前田さんは同日夜、05年12月8日の初日から約6年9カ月にわたって立ち続けてきた本拠地のステージで、AKB48としての活動に終止符を打つ。(毎日新聞デジタル)