人気アイドルグループ「AKB48」から福岡・博多を拠点に活動する姉妹グループ「HKT48」への移籍が決まった多田愛佳さんが28日、東京都内で開かれた初主演映画「×(バツ)ゲーム2」(山田雅史監督)のDVD発売記念イベントに登場。多田さんは、グループの移籍について「自分で決めた」と明かし、「AKB48にいても上も下も詰まってる状態で、未来が見えなくなっちゃって。秋元(康)先生に相談したら、『HKT48に行ってみる?』って言われて。明るい未来が待ってるんじゃないかなって思ったので」と移籍の舞台裏を語った。
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HKT48には、2期下の後輩である指原莉乃さんが先に移籍しており、「一番最初に相談したんですけど、『恵まれてるよ』って言ってたので、私もキラキラした未来が見えるかなって」と指原さんの言葉も決め手になったという。今後の抱負を「AKB48で学んだことをいかして、HKT48も同じくらい人気になるよう頑張ります」と語り、メンバー内では「もちろんセンターはります!」と力強く宣言。メンバーに既に会ったという多田さんは、「私は年齢的に上から2番目なので、お姉さん的な存在でやっていきたい。もうメンバーも懐いてくれているので、みんなグレないように私がちゃんと育てていきたい」と語った。
また、27日にAKB48を卒業した前田敦子さんについては、AKB48劇場で行われた卒業公演後、「抱きついて『卒業してもご飯に誘ってください』って耳元でささやいたら、『もちろん』って言ってくれた」と笑顔でコメントしていた。
映画は、山田悠介さんの小説を映画化した「×ゲーム」(10年)の続編。前作に出演した、AKB48の菊地あやかさんと仲川遥香さんに代わり、多田さんが主演し、4月にAKB48を卒業した平嶋夏海さんや俳優のユキリョウイチさん、女優の瀬戸カトリーヌさんらも出演。何者かにより密室状態の教室に監禁された女子学生・佐伯美鈴(多田さん)とネイリストの萩原裕子(平嶋さん)ら5人の男女がサバイバルゲームに強制的に参加させられ、復讐(ふくしゅう)劇に巻き込まれる姿を描く。DVDは4095円で発売中。(毎日新聞デジタル)
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