47都道府県芸人グルメ便:青島のマンゴーソフトクリーム 宮崎・ちきんなんばん

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 吉本興業の若手芸人が、47都道府県に住んで地元に密着した活動をする「あなたの街に住みますプロジェクト」。全国に住む「住みます芸人」の皆さんに各地のおいしいものを紹介してもらいます。今回は宮崎に住むお笑いコンビ「ちきんなんばん」が、観光地・青島の夏の名物「マンゴーソフトクリーム」の魅力を語ります。(毎週日曜更新)

ウナギノボリ

 皆さん、初めまして! 宮崎県住みます芸人「ちきんなんばん」です。もちろん、2人とも宮崎市出身です。コンビ名も、宮崎名物“チキン南蛮”と、覚えやすくなっていますのでぜひ、覚えてくださいね。

 僕たちは、今年4月に宮崎市長から「青島『渚の交番』海幸彦・山幸彦伝ノ命(ミコト)」という称号をいただき、宮崎市にあります青島というところで活動しています。観光大使や宣伝大使などは聞いたことがありますが、「宣伝ノ命」というのは初めて聞いたので、はじめは何をすればいいのか分かりませんでしたが、今は、宣伝ノ命ということで、宣伝の神様として、青島に来た方々を楽しませています。

 青島というと、青島神社やハネムーンの本場としても有名ですが、古事記に書かれている神話の舞台としても有名です。その神話に登場するのが、2人の兄弟、海幸彦・山幸彦という神様なのです。今では海幸彦・山幸彦の神様になりきり、青島のPRや、人力車を使っての観光案内などを行っています。

 ちなみに、人力車は、青島参道入り口から、青島神社まで運行していて、料金は片道1000円、往復1500円です。人力車は、外国の方にも人気で、宮崎弁まじりの英語を使い、観光案内などをしています。さらに、人力車を引いていると青島の地元の方から、「がんばっちょるねえ~、のど乾いたやろ? これ食べない!!」と言って青島名物「冷やしパイン」を一日に5本以上もらうこともあります。青島の方々は優しい方ばかりです。僕たちは神様ということで大事にされ、お供え物をたくさんいただいているので、いつもおなかいっぱいです。 9月末まで青島で活動しているので、ぜひ遊びに来てください!

 そこで、青島に遊びに来たときに、食べていただきたいとてもおいし~い一品をご紹介したいと思います。これを食べないともったいないです。もはや青島の新名物といっても過言ではないでしょう。

 その、気になる一品は、川崎商店さんの「マンゴーソフトクリーム」(400円)です。

 宮崎といえばマンゴー!!! マンゴーといえば宮崎!!! 宮崎の名物としてすっかり有名になったマンゴーをソフトクリームにしたという素晴らしい一品です。

 川崎商店さんはマンゴーにこだわっていて、宮崎の太陽を浴びておいしく育った、宮崎県産のマンゴーを使用しています。なんとこのソフトクリーム、果肉が40%も入っているんです。そして無香料です。

 しか~も、ソフトクリームにもこだわっていて、しぼりたての生乳を使っています。川崎商店のおじちゃんに話をうかがうと、4年前からマンゴーソフトクリームを始めたということで、宮崎に合うフルーツとしてマンゴーを選んだそうです。お客さんの反応も良く、リピーターが続出しているそうです。まさに僕たちもヘビーリピーターで何回も食べています。初めて食べたときは、「てげ(とても)、うめえ~!!!」と2人で叫んでしまいました。

 気になるお味ですが、自然な甘みがあり、濃厚なマンゴーの味がお口の中に広がります。川崎商店のおじちゃんいわく、「マンゴーソフトクリームはセレブの味!!!」と笑いながら言っていました。宮崎県産のマンゴーを使用しているということで、マンゴーの果肉が見えていて、天然ミネラルたっぷりです。さらに、宮崎の日向夏を使った「日向夏ソフトクリーム」(300円)もあります。こちらも果肉40%です。夏にぴったりで、スッキリした味わいで、清涼感があります。

 皆さん、青島に遊びに来たときは、てげ、うめえ~「マンゴーソフトクリーム」をぜひ食べてくり~。(取材協力 川崎商店 0985・65・1208)

 ◇ちきんなんばんのプロフィル

 佐藤利洋さん(宮崎市出身)と戸波雄輔さん(同)のコンビで09年6月に結成。宮崎の住みます芸人として11年5月から活動している。毎日午後10時からYNN(よしもとネタネットワーク)宮崎チャンネル(http://www.ynn47.jp/miyazaki/)をユーストリームで生配信中。

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