映画興行成績:「るろうに剣心」がV2 新作「ひみつのアッコちゃん」は5位

「るろうに剣心−明治剣客浪漫譚−」の一場面 (C)和月伸宏/集英社 (C)2012「るろうに剣心」製作委員会
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「るろうに剣心−明治剣客浪漫譚−」の一場面 (C)和月伸宏/集英社 (C)2012「るろうに剣心」製作委員会

 3日発表された1、2日の映画観客動員ランキング(興行通信社調べ)によると、和月伸宏さんのマンガが原作で、佐藤健さんが主演を務めた映画「るろうに剣心」が2週連続首位を獲得し、早くも累計動員100万人を突破した。2位は米マーベルコミックのヒーローたちが集結したアクション映画「アベンジャーズ」が前週よりワンランクアップ。3位は高倉健さんが6年ぶりに主演を務めた「あなたへ」、4位は前週に引き続き、リドリー・スコット監督の「プロメテウス」となった。

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 5位には女優の綾瀬はるかさんが主演する「映画 ひみつのアッコちゃん」が初登場。全国217スクリーンで公開され、土日2日間で約12万8800人を動員し、興行収入約1億4200万円となった。公開7週目を迎えた6位の「おおかみこどもの雨と雪」は、累計成績が動員300万人、興行収入35億円を突破。公開8週目を迎えた7位の「BRAVE HEARTS 海猿」は、累計興行収入が70億円突破目前となった。8位には11年の「東京国際映画祭」で東京サクラグランプリを受賞した仏映画「最強のふたり」がランクイン。全国49スクリーンと小規模の公開ながら満席が続出する大ヒットとなり、土日2日間で約7万300人を動員、興行収入約7900万円となった。

 「映画 ひみつのアッコちゃん」は、故・赤塚不二夫さんが少女マンガ誌「りぼん」(集英社)で1962年から連載した少女マンガを原作に、アッコちゃん誕生50周年を記念して製作。10歳の小学生・加賀美あつ子が、鏡の精からもらった魔法のコンパクトで22歳の大学生に変身し、化粧品会社に勤める初恋の男性のために、子どもならではの奇想天外なアイデアで買収問題に巻き込まれた彼の会社の危機に立ち向かうという、現代の社会情勢に合わせたオリジナルストーリー。初恋の相手役で岡田将生さんほか、吹石一恵さん、香川照之さんらが共演している。

 「最強のふたり」は、本国フランスで、11年の興行成績ナンバーワンの座に輝いたのをはじめ、欧州各国で大ヒット。事故で全身まひとなり車いす生活を送る大富豪のフィリップと、失業手当ほしさに介護者の面接にもぐり込んだものの、他の応募者とは異なる言動が気に入られ、雇われることになった黒人・ドリスの2人の友情を、実話を基に描いている。(毎日新聞デジタル)

1位 るろうに剣心

2位 アベンジャーズ

3位 あなたへ

4位 プロメテウス

5位 映画 ひみつのアッコちゃん

6位 おおかみこどもの雨と雪

7位 BRAVE HEARTS 海猿

8位 最強のふたり

9位 マダガスカル3

10位 劇場版ポケットモンスター ベストウイッシュ キュレムVS聖剣士ケルディオ

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