キーファー・サザーランド:「24」ヒットは「日本のファンのおかげ」 2年ぶり来日

2年ぶりに来日し米ドラマ「TOUCH/タッチ」プレミア試写会に登場したキーファー・サザーランドさん
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2年ぶりに来日し米ドラマ「TOUCH/タッチ」プレミア試写会に登場したキーファー・サザーランドさん

 米テレビドラマシリーズ「24−TWENTY FOUR−」のジャック・バウアー役で人気のキーファー・サザーランドさんが4日、東京都内で行われた米ドラマ「TOUCH/タッチ」プレミア試写会に登場。「24」後に主演した同ドラマのWOWOWでの放送をPRするため、2年ぶりに来日したサザーランドさんは、「日本のファンの皆さんには、『ありがとう』という感謝の言葉しかない」としみじみ。その理由について、「『24』は全米では人気の定着までに1年ぐらいかかっている。ある意味で、アメリカよりも先に日本のファンがサポートしてくださったお陰で、全米での継続が決まったところもある。日本のファンの皆さんの応援があったから今があると思ってる」と日本のファンに感謝した。

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 「TOUCH/タッチ」は、3月から全米FOXネットワークで放送され、第2シーズンの放送が早くも決まったサザーランドさんのドラマ最新作。01年9月11日のアメリカ同時多発テロ事件で妻を失ったサザーランドさん演じる元新聞記者の主人公マーティンは、幼い息子ジェイクが無言症で自分や他人と交流できないことに悩むが、ジェイクが落書きのようにつづる数字に特別な意味があると気づく。ジェイクは過去・現在・未来と時代を超えた、世界各地の人々のつながりを知覚し、数字で表現していた。マーティンは、ソーシャルワーカーに父親の資格を問われながらも、無言症の専門家にアドバイスを請いながら、ジェイクの“奇跡の数字”を解読し、世界中の人々を救おうとする……というヒューマンミステリー。

 今回が3度目の来日となるサザーランドさんは、「毎回日本をすごく楽しんでます」とにっこり。毎回東京に来ていることから、「できれば東京だけではなくて、他のところにも行ってみたい。それをやるにはプライベートで来ないとダメかな」と笑顔で話した。

 会見には、俳優の勝村政信さんがゲストとして登場し、サザーランドさんに花束を贈った。同ドラマのナビゲート番組に出演する勝村さんは、「本当にすばらしい! 今回のが(キーファーさんにとって)本当の当たり役なのではないか!」と興奮気味。現在セカンドシーズンの撮影真っ最中というサザーランドさんに早くもセカンドシーズンの内容を教えてほしいとお願いする始末で、サザーランドさんは「みなさんまだファーストシーズンの第1話も見ていないのに」と苦笑しつつも、「ファーストシーズンでは父と息子にフォーカス。セカンドシーズンは、特別な力を持つ息子を守っていく。もしかしたらアクション的な部分が出てくるかも」と期待感をもたせていた。

 同ドラマは、WOWOWプライムで10月5日から毎週金曜午後11時に放送。第1話のみ無料放送。なお、勝村さんがナビゲーターを務める「キーファー・サザーランド主演最新ドラマ『TOUCH/タッチ』SP ~数字をめぐるミステリー~」は、22日午後2時からWOWOWプライムで放送。(毎日新聞デジタル)

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