ソニーは11日、3D対応のヘッドマウントディスプレー(HMD)の新製品「HMZ−T2」を発表した。昨年発売された「HMZ−T1」の後継機で、有機ELパネルでの高精細な3D映像が楽しめるなど、主な仕様は継承しつつ、軽量化や装着感の向上、さらに音質、音響機能の強化など、前モデルからの改善要望や実装してほしい機能など購入者の声を取り入れた“進化”モデルとなっている。価格はオープンプライスで、市場想定価格は7万円前後。10月13日に発売予定。
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ヘッドマウントディスプレーとは、頭に直接装着して映像コンテンツを視聴する装置。前モデルは自宅でも映画館のような高精細な3D映像が楽しめ、価格も6万~7万円という求めやすさから話題となり、発売後予想を上回る注文から生産体制が追いつかないほどの人気を集めた。同社は前モデルの購入者の中でPS3ユーザーが多かったという調査から、今回オーディオ&ビジュアル愛好者のみならず、ゲームユーザー層もターゲットに据え、「HMZ−T2」を開発。昨今注目を集めるヘッドマウントディスプレーの市場確立を目指す考えだ。
「HMZ−T2」も前モデルと同様、画素数1280×720ドットの有機ELパネルを採用。装着時には「20メートル先に750インチの画面」という大画面を楽しむことができる。前モデルとの違いとして、「HMZ−T1」では420グラムだった重量を330グラムに軽量化。さらに額と接するヘッドパッドの調整が行え、その部分の素材をグリップ感の強いものにすることで安定性も強化。さらに、ヘッドマウントディスプレーを装着しながら、固定させるためのバンドの調整機能や装着時に余計な光が入ってこないよう遮光性を高めるなど、装着感を向上させた。
また、音響面も進化。前モデルでは備え付けのヘッドホンだったが、新モデルではヘッドホン端子(ステレオミニジャック)を搭載。付属のMDR−EX300相当のイヤホンや、ユーザーの好みのヘッドホン、イヤホンを使うことが可能になった。さらに深みと伸びのある音場を実現する同社独自技術も搭載。前モデルにもあった5.1チャンネルバーチャルサラウンド機能や4種類のサラウンドモードも備えている。
そのほか、画質モードに動きの速い映像もくっきりと表示させる「ゲーム」モードを追加。映像の色温度を最適化する機能なども付いている。製品はヘッドマウントディスプレーとプロセッサーユニットからなる構成で、その間のケーブル長は3.5メートル。ビデオ入力はHDMIが1系統。消費電力は15ワット。(毎日新聞デジタル)
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