映画「のぼうの城」特別試写会が14日、同映画に登場する石田三成のゆかりの地である滋賀県彦根市で行われ、犬童一心監督と樋口真嗣監督らが登場、彦根市の人気キャラクターのひこにゃんと、長浜市キャラクターの三成くんも駆けつけた。樋口監督は「戦国BASARAの石田三成の方がイケメンとして売れてしまったのですが、うちの三成もカッコイイ仕上がりになってたのではないかと思います」とアピールし笑いを誘った。
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「のぼうの城」は、和田竜さんのベストセラー小説が原作。豊臣秀吉が唯一落とせなかった武州の忍城(おしじょう)にまつわる実話が基になっている。戦国時代末期、民衆から“でくのぼう”を揶揄(やゆ)した「のぼう様」と呼ばれながらも親しまれた忍城の城代・長親(野村萬斎さん)が、秀吉(市村正親さん)の命を受けて攻めてきた三成(上地雄輔さん)率いる2万の大軍に、わずか500騎の軍勢で挑む……という物語。11月2日に全国公開予定。
犬童監督は石田三成を演じた上地さんのキャスティングについて「原作者の和田さんは、(三成を)一人の青年として描いていた」と話し、「上地さんという俳優がまだ始まったばかりで過程にある人という印象があり、この映画で成長して大きくなってほしいという思いもあった」と明かした。そして「大変な時代にあっても、笑えるようにする、笑えるという姿勢をこの映画から学べるのが、僕には感じられた。映画を見た人たちにもそう感じてもらえればと思います」と話した。また、樋口監督も「確かに三成公は負けましたが、良い負けっぷりをしたと思っております。『良き戦であった』というセリフを放った三成公の器の大きさを伝えたい」と語った。
特別試写会には獅山向洋彦根市市長、藤井勇治長浜市市長、泉峰一米原市市長も同映画を応援するため参加した。(毎日新聞デジタル)
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