PS3：新モデルが10月4日発売　3年ぶりフルモデルチェンジ

　ソニー・コンピュータエンタテインメントは19日、家庭用ゲーム機「プレイステーション3」を小型、軽量化した新モデルを10月4日から発売すると発表した。色はチャコール・ブラックで価格は現行モデルと同じ2万4980円（250GBモデル）と、2万9980円（500GBモデル）。11月22日にはクラシック・ホワイトの250GBモデルも発売される。09年9月以来3年ぶりとなる大幅なモデルチェンジで、12月に発売される任天堂の新型ゲーム機「WiiU」との年末商戦の行方に注目が集まりそうだ。

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　06年11月に発売されたPS3は、その後も断続的にモデルチェンジを行ってきたが、09年9月に本体の大幅なデザインチェンジを行い、サイズが薄くなり、軽量化も図られた。現行モデルは、ハードディスクドライブ（HDD）の容量が160GBのCECH−3000A（2万4980円）と、320GBのCECH−3000B（2万9980円）の2種類があるが、新モデルは初期モデル比で50％、現行モデルと比べても25％の小型化を行い、HDD容量250GBモデルと500GBモデルの2種類を用意。11月22日に発売されるクラシック・ホワイトは250GBモデルのみとなる。なお、250GBモデルと人気ゲーム「みんなのGOLF6」の同梱パックも、11月22日に2万5980円で発売される。

　PS3は、ブルーレイディスクの再生機能を備え、高解像度のCGでゲームを楽しめる家庭用ゲーム機。他にもインターネットに接続してソフトをダウンロードしたり、携帯ゲーム機「PSP」や「PSVita」と連動が可能で、地デジレコーダーキットの「torne（トルネ）」やネットワークレコーダーの「nasne（ナスネ）」を使えば録画機器としても利用できる。　同社によると全世界で6390万台（12年3月末現在）を出荷している。（毎日新聞デジタル）