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初音ミク映像専攻:初回講義に50人 人気Pの楽曲を使った124時間の講義で映像制作を学ぶ

芸能
「デジタルハリウッド」の「初音ミク映像専攻コース」を担当する講師の北田能士さん

 歌声合成ソフトから誕生した人気キャラクター「初音ミク」を使って映像制作を学べる専門スクール「デジタルハリウッド(デジハリ)」の「初音ミク映像専攻」の受講者や受講検討者を対象とした初回講義が25日、同スクールの東京本校(東京都千代田区)で開かれた。教室には、20~40代の男女約50人が集まり、講義の全容が説明された。定員は30人程度を予定しており、現在、15人が受講を申し込んでいるという。

 約124時間の講義が13年3月まで行われ、モデリングやモーション、編集、ライティング、アニメーション理論など映像制作にまつわるノウハウを学べるほか、制作した作品を発表するイベントを開催予定。授業には、動画配信サイト「ニコニコ動画」などで人気の八王子Pさんの楽曲「Sweet Devil feat.初音ミク」を使用する。

 講師は人気ゲーム「三国志12」(コーエーテクモゲームス)のオープニングムービーなどを手がけた北田能士さんやCGアニメーターの坂諭史さん、パントマイムアーティストの荒木シゲルさんらが担当し、教科書として市販されている書籍とオリジナル教材を編集した独自の電子書籍を利用。また、受講者は「After Effects」「Premiere」「Maya」などのソフトの基礎を学べる同スクールの講義も受講できる。なお、大学や専門学校ではないため、卒業資格は得られない。

 初回講義には、講師の北田さんのほか、同スクールの杉山知之学長や「週刊アスキー」(アスキー・メディアワークス)の福岡俊弘総編集長、映像クリエーターの三重の人さんらが登壇。90年代に登場したバーチャルアイドル「伊達杏子」を手がけたという杉山学長は、講義について「バーチャルアイドルには思いがあり、何となく流行だから、思いつきでやったものではなく、僕たちがやりたいという思いが結実した」と説明した。

 また、歌声合成ソフト「初音ミク」を開発した「クリプトン・フューチャー・メディア」(札幌市中央区)の伊藤博之代表取締役からビデオで「初音ミクは音楽だけでなく、映像やイラストなどのクリエーティブの入り口になっている。新しいクリエーティブを作り出すきっかけにこの講座から提案できれば」とメッセージが寄せられた。

 「初音ミク映像専攻」の受講料は52万5000円で、申し込みは30日まで。(毎日新聞デジタル)

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