女優の倉科カナさんが主演する10月スタートの深夜ドラマ「花のズボラ飯」(MBS・TBS系)のポスタービジュアルが公開された。主人公の花を演じる倉科さんが大きな茶わんの中で部屋着でパンをかじっており、周りは洗濯物や服が散乱した“ズボラ女子”の部屋をイメージした画像となっている。
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「花のズボラ飯」は、「孤独のグルメ」の久住昌之さんが原作、水沢悦子さんが作画を担当し、月刊女性マンガ誌「Eleganceイブ」(秋田書店)で連載中のグルメマンガ。夫が単身赴任中で、1人暮らしをしている主婦・駒沢花が「ズボラ飯」(手抜き料理)を作って食べるだけの日常を描くというユニークな内容で人気となり、「このマンガがすごい!2012」(宝島社)のオンナ編で1位を獲得した。ドラマでは、花役の倉科さんのほか、アイドルグループ「NEWS」の加藤シゲアキさんがドラマ版オリジナルキャラクター「ズボラ生態研究所」所長の遅井さん役で出演する。
また、ドラマ版の音楽を、原作者の久住さんが担当することも発表され、久住さんがウクレレを弾きながら茶碗の中から登場するビジュアルも公開された。「孤独のグルメ」が1月にテレビ東京でテレビドラマ化された際も、バンド「THE SCREEN TONES」を結成しテーマ曲はじめ劇中曲約60曲を制作、演奏した久住さんは「花のズボラ飯」の楽曲について「思い切り肩の力を抜き、花を思い浮かべて10分ぐらいで作りました。詞も曲もほぼ同時にあまり深く考えないで作りました」と話し、「『ズボラ』という言葉が、否定的ではなく身近でかわいい感じに聞こえるよう、そして最後に思わずクスリと笑っちゃうように作りました。視聴者に『カナ花、かわいかったな!来週も見よう!』と思わせたい」と意気込んでいる。
ドラマはTBSで10月23日スタート、MBSで10月25日スタートでともに深夜0時55分から放送。1話30分、全10話の予定。(毎日新聞デジタル)
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