機動戦士ガンダム:実物大胸像にコックピット完成 一足早くパイロット気分を体験

「ガンダムフロント東京」で29日に始まる3Dフォトプリントサービス「SHOT-G(ショット・ジー)」(C)創通・サンライズ
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「ガンダムフロント東京」で29日に始まる3Dフォトプリントサービス「SHOT-G(ショット・ジー)」(C)創通・サンライズ

 人気アニメ「機動戦士ガンダム」シリーズの世界が体験できるエンターテインメント施設「ガンダムフロント東京」(東京都江東区)に展示されているガンダムの実物大胸像に、新たにコックピットが設置された。実際に乗り込んでパイロット気分が味わえるのが魅力で、コックピットに搭乗した姿を3D写真に納めてくれるサービス「SHOT-G(ショット・ジー)」が29日からスタートする。同施設の開業から約半年、大きなリニューアルとしては初となる新サービスをひと足早く体験した。(毎日新聞デジタル)

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 ◇ガンダムと一緒に記念撮影

 今回新たに登場する新サービス「SHOT-G」は、開業当初から設置されていた「機動戦士ガンダムSEED DESTINY」の主要モビルスーツ「ストライクフリーダムガンダム」の実物大胸像のコックピット部分に実際に乗り込み、ガンダムと一緒に記念撮影ができるというもの。3D写真と2D写真の両方が撮影でき、プリントされた写真をオリジナルのペーパーフォトフレームで受け取ることができる。

 まずは、施設内の実物大胸像の横にある受付で、記念写真の受け取り用レシートをもらう。入り口は胸像後部。コックピットにつながる通路には、アニメのイラストや映像が展示され期待感も高まる。係員にレシートを見せ、階段を上るといよいよコックピットだ。

 ◇コックピットに立ってパイロット気分

 係員の指示にしたがってコックピット内部へ入ると、安全のため、コックピット後部と階段との間の柵が閉まる。カラフルに光を放つ計器類が配置されたパネルを前に、コックピット内部に立ち、アニメの主人公キラ・ヤマトの声で撮影案内のアナウンスを受ければ、すっかりパイロット気分。左後方を振り返ると劇中に登場する小型ロボットの「ハロ」の姿もあり、ファンなら思わずにやりとさせられるだろう。

 撮影は、まずは3D写真から。コックピットから見て、前方右上の天井に設置されたカメラに向かってポーズを決める。撮影された画像は、コックピット内部の左側にあるモニターで確認でき、OKならば下部にあるボタンで決定。続いて、コックピット前面上部に設置されたカメラでの2D撮影。こちらもモニターで確認して、ボタンを押して決定する。これで撮影は終了だ。

 ◇アニメの世界に入ったような仕上がりに満足

 館内の展示などを見ながらしばらく待ち、受付隣の写真受け渡しの係にレシートを渡すと、プリントされた写真が入ったペーパーフォトフレームがもらえた。二つ折りのフォトフレームを開くと、右側に3D写真。キラやハロ、ラクス・クラインの姿が合成で入っており、立体的な画像を目にすると、アニメの世界に自分が入ってしまったよう錯覚を覚える。2D写真はすぐ上にガンダムの頭部が大迫力で写っており、コックピットから自分が出てきたようで、大満足の仕上がりだった。

 ガンダムフロント東京の関係者は、「初めての方も、もうお越しになった方も、ぜひ体験していただきたい。(実物大胸像の)ライティングやディテールも変わっていますし、コックピットの雰囲気や(撮影時の音声)ナビゲーションを楽しんでほしい」とPRしている。

 3Dフォトプリントサービス「SHOT-G」は今月29日からスタート。ガンダムフロント東京の入場券とSHOT-Gの撮影券がセットになった事前予約チケットが3000円で、「チケットぴあ」のウェブサイトで発売中。チケット1枚で最大3人まで撮影できる。

 ガンダムフロント東京は、今年4月に東京・お台場にオープンしたショッピングモール「ダイバーシティ東京 プラザ」の7階に常設された、ガンダムを身近に体感できる一大エンターテインメントスペース。実物大コアファイターや劇中に登場する宇宙要塞(ようさい)「ア・バオア・クー」のジオラマ、ガンダムの世界を映像で楽しめる巨大ドーム型シアターなどファンにはたまらない展示が満載で、外に展示されているガンダムの実物大立像とともに人気を集めている。

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