バイきんぐ:優勝の要因は役割交代 ボケとツッコミ代え好転

映画「ボーン・レガシー」のイベントに登場したバイきんぐ
1 / 10
映画「ボーン・レガシー」のイベントに登場したバイきんぐ

 キングオブコント5代目キングに輝いたお笑いコンビ「バイきんぐ」が27日、東京都内で行われた映画「ボーン・レガシー」のイベントに登場した。優勝後、初のイベント登場で、報道陣の前で新ネタを披露。結成からこれまで16年間、日の目を見なかった理由について、ボケとツッコミの役割分担が間違っていたことを挙げ、3年前に役割を交代してからコントが好転したことを明らかにした。

ウナギノボリ

 バイきんぐの2人は、イベントに一緒に登場したタレントの杉村太蔵さんから「16年間売れなかった理由は何だと思われますか?」とインタビューされ、小峠英二さんが「ネタの志向が違っていた。今まで僕がボケで、西村(瑞樹さん)がツッコミだったのを、3年前から僕がツッコミ、西村がボケという役割に変え出したらいい感じになった」と方向転換したことを明かした。

 イベントには、お笑い界からバイきんぐ、政界から杉村さん、芸能界からミッツ・マングローブさんと各界から「最高機密」を持つとされる著名人が登場し、各界の最高機密を暴露した。

 キングオブコント賞金1000万円の使い道について、小峠さんは「東京スカイツリーからバラまきます」と冗談を飛ばしながらも「後輩7人を海外に連れて行くと言ってしまったんですよね」ともらすと、杉村さんから「税率高いですよ。まず都民税を確保しておいた方がいい」、ミッツさんから「旅行は小田原辺りにしておいたら?来年に響くわよ。住民税とかくるから」と口々にアドバイスが飛び、バイきんぐの2人は「賞金くらい自由に使わせてくださいよ」と叫んでいた。

 「ボーン・レガシー」(トニー・ギルロイ監督)は、マット・デイモンさん主演で大ヒットした「ボーン」シリーズの最新作。シリーズの出演者とスタッフが再集結し、これまでのシリーズ3部作と「同じ世界・同じ時系列で展開されていた別の物語」に焦点を当て、ボーンをしのぐ“最強の暗殺者”アーロン・クロス(ジェレミー・レナーさん)を主人公に描かれる。28日から全国で公開予定。(毎日新聞デジタル)

写真を見る全 10 枚

映画 最新記事