タレントの加藤夏希さんが29日、東京・有楽町の駅前広場で行われたイベント「ふるさと秋田まつり in 有楽町2012」に登場。秋田県出身の加藤さんは、“秋田美人”について、「(秋田は)空気やお水がきれいで、食べ物がおいしい。体にいいものがたくさんあるので、そこにいるだけで心の中からきれいになれる」とにっこり。この日、秋田美人100人と共に登場した加藤さんは、「きれいになりたいと思ったら、まず秋田にお越しください。すごくきれいになって、また東京で頑張ろうと思えます」と笑顔で古里をPRした。
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秋田県は、12年から県のキャッチコピーとして「あきたびじょん」を掲げ、秋田の地域資源の魅力をPR。今回のイベントはその一環として29、30日に開催され、なまはげが太鼓を勇壮に打ち鳴らす「なまはげ太鼓」や、約300年の歴史を持つ国の重要無形民俗文化財「竿燈(かんとう)」、日本3大盆踊り「西馬音内(にしもない)盆踊り」を披露。秋田を丸ごと体験してもらおうと、秋田の郷土食「きりたんぽ鍋」やB級グルメ「納豆汁」のキッチンカーによる販売、名物「いぶりがっこ」「はたはた寿司(ずし)」などの販売も行われた。
秋田県のオススメスポットについて、加藤さんは「男鹿に『なまはげ館』というのがあって、観光に来た人もなまはげをリアルに体験できます。非常にこわいけど、ぜひ体験してほしい」とにっこり。外せない食べ物については、「いぶりがっこ。みじん切りにしてチャーハンの具材にすると、少し薫製がかってて、おしゃれなチャーハンになる」とアピールした。
イベントでは、秋田美人100人が秋田をPRする冊子などを配布する「秋田美人100人キャンペーン」が行われた。秋田美人の一人で仙北市の食事処「源八」で働く佐々木晃子さん(29)は、「人がたくさん集まる銀座で、秋田の魅力を伝えられるのはすごく気分がいいです」と笑顔を見せ、秋田の魅力について「食べ物がおいしくて、日本の四季を一番感じられるところ」と話した。遠藤シゲ子さん(55)は、「結婚して秋田から離れましたが、離れて良さがわかった。人がやさしくて、山や川、温泉など癒やしてくれる自然が魅力」と話していた。(毎日新聞デジタル)