ソードアート・オンライン:テレビアニメ化で発行部数3倍増 累計620万部に

川原礫さん作、abecさんイラストのライトノベル「ソードアート・オンライン プログレッシブ」(電撃文庫)の表紙
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川原礫さん作、abecさんイラストのライトノベル「ソードアート・オンライン プログレッシブ」(電撃文庫)の表紙

 テレビアニメが放送中のライトノベル「ソードアート・オンライン」の発行部数が、10日発売のシリーズ新刊(11冊目)で累計620万部になり、アニメ化発表前と比べ、1巻あたりの発行部数がほぼ3倍に急増していることが明らかになった。アスキー・メディアワークスは「元からの人気作が、これだけ一気に動くのは異例」と話している。

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 「ソードアート・オンライン」は、川原礫さん作、abecさんイラストのライトノベル。アニメ化発表前の11年10月時点で1~8巻で165万部を発行しており、当時でも1巻あたり約20万部のヒット作だった。ところがアニメの放送が始まると既刊がまとめて売れるようになり、新シリーズに突入するシリーズ11冊目の「ソードアート・オンライン プログレッシブ」の発売で累計620万部に達した。1巻あたりでは約57万部となる。

 「ソードアート・オンライン」は、ゲームの中で死ぬと現実世界で本当に死んでしまうというオンラインゲームの世界が舞台。ゲームに取り込まれたプレーヤーたちが、死の恐怖におびえながら、現実世界に戻るためにゲームのクリアを目指す……という物語で、7月からテレビアニメが放送されている。

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