パティシエの鎧塚俊彦さんと妻でタレントの川島なお美さんが15日、東京都内で開かれたロッテ「チョコパイ」のPRイベントに登場。網膜中心静脈閉塞症のため、左目の視力をほぼ失っているという鎧塚さんは、症状について自ら報告。5月ごろに4回目の手術を受けて成功したといい、「まだ視力は戻らないんですが、視神経が完全に死んでいるわけではないので、先々、若干見えてくる可能性は出てくる。この先、光は感じるようになるんじゃないかと」と回復に向かっていると説明し、「うちの家内がずっと注意してくださっているので(笑い)、お酒を控えたりとか、食べ物を気をつけたりとか、そういうことで今後は自然に治っていくのを待ちたい」と前向きに語った。
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また、川島さんが「目薬は日課なので、彼が酔っ払って帰ってきて倒れてても、彼の目を開いて目薬をさしてます。あと食事とかいつも家で食べてもらえればヘルシーだと思うんですけど、外食が多いので心配ですね」と話すと、鎧塚さんは照れ隠しか、「たまに左目が重いときがあるんですよ」と冗談ぽく語り、川島さんから「それどういうこと(笑い)」と突っ込まれるなど、会見中も夫婦仲のよさを見せていた。
イベントは「ロッテ チョコパイ 発売30周年記念 チョコパイ30人の大試食会」と題し、パティシエやソムリエなどの食のプロフェッショナルから、主婦や女子大生など一般人まで30人をゲストにリニューアルしたチョコパイの試食会を開催。従来商品との変化を感じてもらうため、試食は商品名を伏せた目隠し形式で行われた。サーブ係として鎧塚さんが登場するサプライズに川島さんは「あなた、私が家を出るときまだ寝てたじゃない! (食べさせてもらうの)披露宴のときのファーストバイト以来だね」とうれしそうに笑顔を見せた。
またイベント終盤には、16日が誕生日である鎧塚さんに川島さんからバースデープレゼントが用意されるというサプライズ演出も。鎧塚さんが大好きという映画「男はつらいよ」のDVD全巻セットなどが用意され、「サプライズゲストに呼ばれてきたんですが、サプライズ返しで。こういう世界は恐ろしいですね」といいつつも、うれしそうな笑顔を浮かべていた。(毎日新聞デジタル)