年齢を感じさせない美しさを持つ35歳以上の女性を発掘する第3回「国民的美魔女コンテスト」の最終選考会が1日、東京都内のホテルで行われ、タレントのスザンヌさんの母で、キャサリンこと藤本清美さん(51)が、1800人以上の応募の中から最年長の美魔女として21人のファイナリストに選ばれ、最終選考会も出場した。客席にはスザンヌさんも応援に駆けつけ「すごくキレイで可愛かった。(自己PR)成功してよかったね」と母の晴れ姿を喜んだが、出場は母から聞いたのではないといい、「全然知らなかった。『え? 美魔女って、あの美魔女?』って思った」と明かすと、母・藤本さんは「相談なく出ました。秘密にしていた」とちゃめっけたっぷりに答えていた。
ウナギノボリ
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藤本さんは、水着審査ではベージュのビキニで堂々とウオーキングし、自己PRでは、地元・熊本でのバー経営を生かしてカクテルショーを披露して会場を盛り上げた。審査員の「あなたにとっての美とは?」という質問には「気持ちの充実と人生の目的です」と答えた。「今日は一番楽しんでやろうと思った。客席から(スザンヌさんが)手を振るのが見えたから緊張しなかった」と充実した表情で語った藤本さんだが、自分が最年長の出場者だと聞くと「先にいってほしかった。でも50代の星として、いろんな人の応援を受けてきた」と胸を張った。スザンヌさんは「母がいつも笑ってくれるので、家族も安心していられる。『ずっとニコニコ笑顔で賞』をあげたい」といい、藤本さんが1年間美魔女として活動することを聞くと、「雑誌にも出て、歌も出すの? 皆さん、 よろしくお願いします」と報道陣に頭を下げていた。
「国民的美魔女コンテスト」は、雑誌「美 STORY」(光文社)が主催するコンテストで、今年で3回目。外見の美しさと内面の美しさを兼ね備え、年齢を感じさせない美しさを持つ35歳以上の女性を“美魔女”として発掘、日本一を決定する。
グランプリに輝いた福島県在住のネイルスクール・サロン経営、門馬礼子さん(40)は「ただびっくり。何も考えていなかった。40歳の記念になると思って応募した。世の中で美魔女という言葉が定着したときに自分が40歳になってラッキーでした」と語った。私生活では10歳、8歳、5歳、3歳の4人の息子を持つ子だくさんの母だといい「舞台に出たとき、(息子たちが)『ママ』と呼んで手を振ってくれたので、緊張がほぐれました」と顔をほころばせた。準グランプリに輝いた奈良県在住のモデル、前田文香さん(40)は関西の美魔女ナンバーワンを背負って出場。「関西のときはただ楽しませてもらったけれど、東京は空気が違った。今回は緊張しました」と振り返り、「美魔女という言葉は最初よく分からなかったけれど、輝く女性という意味では分かる。何事もちゅうちょせずチャレンジしたい」と今後の抱負を語っていた。(毎日新聞デジタル)
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