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田村正和:1年9カ月ぶりドラマ出演 米倉版“家政婦は見た!”と2夜連続放送

テレビ
松本清張原作で田村正和さんが主演するドラマスペシャル「十万分の一の偶然」(右)と米倉涼子さん主演の「熱い空気」=テレビ朝日提供

 俳優の田村正和さんが、松本清張原作のスペシャルドラマ「十万分の一の偶然」(テレビ朝日系)で、昨年1月クールに放送された連続ドラマ「告発~国選弁護人」 (同)以来1年9カ月ぶりにテレビドラマに出演することが6日、明らかになった。同じく松本清張原作で米倉涼子さん主演の「熱い空気」(同)とともに12月に2夜連続で放送される予定。また、自らさえない女性を演出する不気味な家政婦を演じる米倉さんの、オカッパ頭に大きな付けボクロ、さえないメガネという劇中でのあか抜けない役姿も初公開された。

 久しぶりにドラマの現場に帰ってきた田村さんは、「清張作品の魅力は謎解きの面白さと、人間描写の深さ。中でも今回は単なる刑事的な謎解きのドラマではありません。亡くなった娘の供養になると信じて、真相を突き止めていく父親の執念、心理のプロセスが丁寧に描かれた人間ドラマです。徹底した人物描写と物語の構成に面白さを感じ、1年9カ月ぶりにテレビドラマのオファーをお受けしました」と説明。「監督はじめ信頼するスタッフに囲まれての仕事は大変充実した撮影でした。大変面白い作品になっておりますので、ぜひご覧ください」とコメントしている。

 「十万分の一の偶然」は、1980年3月から1981年2月にかけて週刊文春に連載、1981年に書籍化された松本清張後期の傑作長編ミステリー。ドラマ版では「父と娘」という新たな視点を交えて、“推理性と社会性に富んだ人間ドラマ”を作り上げる。田村さんをはじめ、中谷美紀さん、高嶋政伸さん、内山理名さん、小泉孝太郎さん、岸本加世子さん、若村麻由美さん、松下由樹さん、内藤剛志さん、伊東四朗さんら豪華キャストが集結し、ナレーションも石坂浩二さんが担当する。

 田村さんが演じるのは、最愛の娘を交通事故で失ったフリーのルポライター・山内正平。仕事に没頭するあまり、家族を犠牲にしてきた不器用な男だが、事故後、あるアマチュアカメラマンが事故現場を撮影し、“十万分の一の偶然”とたたえられた1枚の写真で人生が一変。娘の最後の瞬間が写ったその写真から、娘の死の真相を執念で突き止めようとしていく……という役どころ。内山聖子プロデューサーは、「松本清張の作品を生きる田村正和さんは、いつも静かで孤独ですが、内に強い熱をもち、信念を曲げません。サスペンスフルな人間ドラマを感じてください」とアピールしている。

 一方の「熱い空気」は、市原悦子さんが主演した人気ドラマ「家政婦は見た!」シリーズの原作を、米倉さん主演で再ドラマ化したもの。米倉さん演じる偏執的で不気味な家政婦が、派遣された上流階級家庭の偽りを暴く、という「家政婦は見た!」の定番ストーリーを踏襲。米倉さんが、自分の美しさにコンプレックスを抱え、自らさえない女性を演じ、あか抜けず不気味で陰湿な家政婦役を“怪演”し、“女優魂”と新境地を見せる。

 両作は、14年2月1日に開局55周年を迎えるテレビ朝日の「開局55周年記念特別企画」の第1弾。田村さん主演の「十万分の一の偶然」を12月15日、米倉さん主演の「熱い空気」を同16日の、それぞれ午後9時から2夜連続で放送する。(毎日新聞デジタル)

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