47都道府県芸人グルメ便:三木の「のこぎりライスバーガー」 兵庫・かりんとう

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 吉本興業の若手芸人が、47都道府県に住んで地元に密着した活動をする「あなたの街に住みますプロジェクト」。全国に住む「住みます芸人」の皆さんに各地のおいしいものを紹介してもらいます。今回は兵庫に住むお笑いコンビ「かりんとう」が、三木町の新名物「のこぎりライスバーガー」を紹介します。(毎週日曜更新)

ウナギノボリ

 どうもー、兵庫県住みます芸人のかりんとうでーーす! 日本の縮図といわれる兵庫県には、本当にいろんなものがあります。国生み伝説の残る淡路島、白鷺城として有名な姫路城、毎年夏に大盛況の須磨海岸、温泉街として有名な城崎温泉や有馬温泉などなど……。数えきれないほどの名所があります。

 そんな兵庫県で、伝統工芸が多く残っている地域があります。兵庫県の北播磨地域です。海外のファッションショーなどでも注目を集め始めている西脇市の播州織や、戦国時代から伝わる三木市の金物製品が有名で、特に工匠具の全国シェアは約60%を占めています。

 さて、今回僕たちがおススメするグルメは、そんな金物の町三木にある、「のこぎりライスバーガー」!

 この「のこぎりライスバーガー」は、金物の町三木をPRするために作られました。のこぎりになったのは、一番インパクトがある形で、さらに未来を切り開くという意味も込められているからなんだそうです。

 そんなインパクトのある形以上にこだわっている部分があるそうです。それはもちろん味! この、のこぎりライスバーガーには、料理人としての味へのこだわりが詰まっているのだー!

 ライスは風味を増すため、炊き込みご飯で作られていて、そのご飯に挟まれる三木市の特産品山田錦の酒かすに漬けこまれた、軟らかくしっかりした味のサーモン、さらに大葉と千枚漬けが一緒にサンドされていて、炊き込みご飯とサーモンの香ばしさの中に、和風独特のすっきりした口当たりがとってもおいしいんです!! しっかりした味に和風の風味が利いて何個でも食べられますよ。

 世にも珍しい、のこぎりの形をしたライスバーガーは、神鉄三木駅から徒歩10分程の場所にある、「しゃかりき」という創作料理屋で食べることができます!

 店主の松本さんは、三木市出身。三木市内のほぼすべてのイベントにのこぎりライスバーガーを出店しているというほど、三木愛にあふれる店主。取材させてもらった日が、三木の大宮祭の日で、どこかそわそわ。そんな店主が語ってくれた「しゃかりき」というお店の名前、由来は、11年前に大阪で修業し、地元の三木へ帰ってきて、料理屋を始める際に、若い力で「しゃかりきに頑張るぞ!」という意味を込めて名付けたそう。

 ジャンルにとらわれず、さまざまな料理をお客さんに味わってもらいたいという思いから、創作料理屋にしたそうです。その名の通りメニューにはいろいろなジャンルの料理や、季節、旬に合わせたオリジナリティーあふれる料理が並んでいます。

 今後の目標は、2店舗目を構えること!! そして、のこぎりライスバーガーを学校の給食に出せるようにしたい!!と力強く語ってくれました。

 さて、そんなのこぎりライスバーガー、三木市のイベントでも食べることはできるんですが、300食作っても売り切れちゃうこともあるそう……。年齢層問わずたくさんの方が買って帰るらしく、若い女性の方には腹持ちがいいってことでも人気です!!

 とにかく1回食べてみてください! 食べないと始まらない! 食べればはまること間違いなし!!!の「のこぎりライスバーガー」は1個400円!(前日要予約)、ぜひ、お店に食べに行ってみてください! 他の創作料理もお勧めです!! YNN(よしもと・ネタ・ネットワーク)でも、のこぎりライスバーガーの魅力を配信(http://www.ynn47.jp/hyogo/?video_id=16897804)しているので、ぜひこちらもチェックしてみてください!(取材協力:しゃかりき 0794・82・3671)

 ◇かりんとうのプロフィル

 川畑雅秀と宮本昌彦(ともに神戸市出身)の同級生コンビで、03年9月から活動中。11年から兵庫県住みます芸人となり、「モノ・コト・バ宝塚PR隊隊長」「淡路市観光応援隊」「ええとこ相生推進係長」を兼任し、観光PRや子育て支援事業のPRなど、地域に根差した活動を行っている。現在、明石ケーブルテレビ「ええやん!あかし」の準レギュラーとしても活躍中。毎日午後10時から「かりんとうのYNN兵庫ちゃんねる」(http://www.ynn47.jp/hyogo/)をユーストリームで生配信中。

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