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マンボウP:人気ボカロPの「ニコ動」再生120万回の曲を小説化

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小説「クワガタにチョップしたらタイムスリップした」を発表するマンボウPのタカハシヨウさん(右)とイラストを担当した竜宮ツカサさん

 音楽とイラストを創作する姉弟ボカロPユニット「家の裏でマンボウが死んでるP(マンボウP)」の代表曲「クワガタにチョップしたらタイムスリップした」が、小説化されることがこのほど明らかになった。13日にマンボウPが出演した、ニコニコ生放送の番組「家の裏でマンボウが死んでるP 2012年秋の緊急生会見!~ちょっと夢が叶いました。~」で発表されたもので、小説は作詞・作曲を担当するタカハシヨウさんの書き下ろしとなり、同名タイトルで、講談社から13年1月に発売予定。

 マンボウPは、音楽を担当するタカハシさんと、姉で絵師の竜宮ツカサさんによるユニット。タカハシさんが、高校時代の仲間と結成したバンドのために作った曲「家の裏でマンボウが死んでる」を、音声合成ソフト「ボーカロイド」を使用して完成させ、09年に動画投稿サイト「ニコニコ動画(ニコ動)」に発表。その際、竜宮さんにイラストを依頼し、歌詞のイメージにその都度合わせたイラストを付けてニコ動にアップしたことで、以降、同サイトを中心に2人による創作活動が始まった。これまで30曲以上の楽曲を発表し、ニコ動での総再生回数は800万回を突破。12年4月に、「UA」や「くるり」などが所属するレコード会社「スピードスターレコーズ」からメジャーデビューを果たした。

 「クワガタにチョップしたらタイムスリップした」は、再生が120万回を超える同ユニットの人気曲。ペットのクワガタにチョップをしていたら、50年後の世界にタイムスリップしてしまった……という女子高生の物語をつづっており、奇想天外な設定でありながら、感動的なラストが待ち受けている。小説は、楽曲では語られなかった物語の背景や詳しい人物設定も加わり、歌詞で発揮されていたタカハシさんの言葉選びのセンスはそのままに、ユーモアあふれるタッチで仕上げられている。

 タカハシさんの楽曲は、ストーリー性があり、大半にオチがついている。制作の際には、さながら小説を執筆するように、最初に曲のタイトルをつけ、物語の大枠を考えてから、その説明を各所にあてはめ、最後にエッセンスとなる笑いの要素をつけたして完成させるといった過程をとっている。そして制作した歌詞に後から曲をつけていく。同曲について、タカハシさんは「歌詞を考えた段階で小説に描いたようなストーリーがほとんど思いついていたんですが、1曲には入れられなかったことも結構あったんです」と語り、作詞した時点で「いつか小説にしたい」と考えていたという。

 また、小説版でも、竜宮さんがカバーイラストと挿絵を担当。タカハシさんが「歌詞を書いてるときから、イラストが想像できるんです。修正をお願いしたことは、ほぼないですね」と絶大な信頼を寄せる竜宮さんは、小説化にあたって「別媒体として楽しんでほしいというのがあって、(動画とは)絵柄を少し変えたり、カバーでは色のコントラストを強くして目にパッと入ってくるようにしています」と動画と小説は差別化を図った。

 なお、小説の初回限定盤には特典CDを封入。声優の斎藤千和さんと石田彰さん、子役の春名風花ちゃんによる小説のスピンオフボイスドラマ「クワガタにチョップしたらタイムスリップした−8.31−(仮)」のほか、斎藤さんが歌う「クワガタにチョップしたらタイムスリップした」や、劇中に登場する警察官を主人公にした新曲「故に本官の髪型は」が収録される予定だ。(毎日新聞デジタル)

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