講談社:マンガ新人賞を同人誌即売会で即日選考

「モーニング・ツー」と「ITAN」が開催する「即日新人賞選考会議」のポスター
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「モーニング・ツー」と「ITAN」が開催する「即日新人賞選考会議」のポスター

 新人マンガ家の作品を同人誌即売会で募集し、その場で選考する「即日新人賞選考会議」を、マンガ誌「モーニング・ツー」と「ITAN(イタン)」(ともに講談社)が、13年2月3日に東京ビッグサイト(東京都江東区)で開催される「COMITIA(コミティア)103」で実施する。作品の受け付けから、選考、結果発表までのすべてが即日で行われ、大賞受賞者は即日デビューが決定する……という“ライブ新人賞”は極めて異例の試みで、同編集部によると1人以上のデビューが決定する予定だという。

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 募集作品は同人誌かコピーで、生原稿は受け付けない。応募資格はプロ、アマチュアを問わず、ジャンルは不問。ページ数の制限はない。大賞は賞金10万円とマンガ誌への掲載権、優秀賞は賞金5万円が授与される。大賞は複数人になることもあるという。

 投稿は、当日正午まで会場内のイベントスペースで受け付け、編集部が1次選考を行い、午後1時45分に選考結果を発表。最終選考の模様は公開され、午後3~4時に受賞者やデビュー作の掲載誌が明らかになる。また、13年1月25日まで事前投稿も受け付けている。

 「ITAN」のの岩間秀和編集長は「新しい才能と新しい試みが“大好物”の、青年誌代表『モーニング・ツー』と女性誌代表『ITAN』が初めて手を組んで行う“ライブ新人賞”。即断即決即デビューという、スピーディーなイベントです。2月3日は、自信作を携えて、ぜひコミティアへ!」とメッセージを寄せている。(毎日新聞デジタル)

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