2日に公開された狂言師の野村萬斎さんの主演映画「のぼうの城」(犬童一心・樋口真嗣監督)の大ヒット御礼舞台あいさつが18日、東京都内であり、萬斎さんと上地雄輔さんが登場。たる酒の鏡開きで大ヒットを祝った後、“勝利の美酒”を飲みながら「公開打ち上げ」を行った。ほろ酔いになった萬斎さんは劇中で踊った「田楽踊り」を作詞作曲したと明かし、上機嫌で「今やる?」と立ち上がり、「れろれろやぁ~、ひょろろん、ひょろろん……」と歌いながら踊りを披露して、会場を爆笑させた。
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舞台あいさつでは、「公開後だから話せる、撮影秘話」や「プロモーションでの苦労話」などを、お酒を飲みながら2人が語り合った。萬斎さんの踊りを見て、上地さんは「さすがです。萬斎さんにしかできない舞だなと思いました」と絶賛したが、萬斎さんは「みんな結構気に入ってくださってうれしいんですけれど、うちの娘と息子は『引いた』って言っていました。さすがに身内は……。うちの奥さんも寡黙にしていました」と家族の反応を明かした。
一方、上地さんは、プロモーション中ずっと一緒にいたという萬斎さんについて、「一緒にいると楽しいですよ。今日も(舞台あいさつで会えて)帰ってきた気分で、むちゃくちゃ感動しました。向かい合って食事をしていると夫婦な気分。おれ嫁です!」と夢中で話し、「これからも、もっとおれに会って」とラブコール。萬斎さんも「とてもすてきな人で、きらめくものを感じる。今回すごくかっこよかったから、もっと時代劇をやって、時代劇を背負って立ってほしい。雄輔のライブにも行きたいな」と答えて、上地さんと“相思相愛”ぶりを見せていた。
「のぼうの城」は、和田竜さんのベストセラー小説が原作。豊臣秀吉が唯一落とせなかった武州の忍城(おしじょう)にまつわる実話がもとで、戦国時代末期、民衆から“でくのぼう”を揶揄(やゆ)した「のぼう様」と呼ばれながらも親しまれた忍城の城代・長親(萬斎さん)が、秀吉(市村正親さん)の命を受けて攻めてきた三成(上地さん)率いる2万の大軍に、わずか500騎の軍勢で挑む……というストーリー。萬斎さんは「構想8年、この映画に出られて幸せでした。公開から2週連続首位で、今週はアニメ(17日公開の『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』)が横やりを入れると思いますが、週明けて来週には1位に返り咲いているんじゃないかな」とさらなるヒットをアピールしていた。(毎日新聞デジタル)
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