プロ野球・広島東洋カープの前田健太選手が22日、東京都内で開かれた「ジョージア魂賞 年間大賞」の表彰式に出席した。同賞の特別賞を受賞した前田選手だが、チームが4位に終わった反省の言葉が出て「(3位以内の)Aクラス、優勝を目指し、僕自身が引っ張っていければ」と来年への思いを語った。
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「ジョージア魂賞」は、プロ野球選手がチームに貢献したすばらしいプレーをファンの投票で選ぶ賞。今年の年間大賞は、坂本勇人選手(巨人)が受賞した。(毎日新聞デジタル)
◇前田選手との一問一答
−−今年達成した「ノーヒット・ノーラン」ですが、来年も狙いますか?
達成したときは気持ち良かったので、チャンスがあれば狙いたい。ただ最初から狙えるものでもないので、七、八回まで抑えればぜひ。
−−今年の前半戦は、カープの健闘が話題になりました。
(四番の)栗原(健太)選手ら主力がケガで抜ける中、新しい選手が出てカバーできた。特に投手陣が安定して守り勝てていたし、チームの雰囲気も良かった。
−−しかしチームは9月に失速しましたね。
チームが一度もクライマックスシリーズに出ていない経験不足、プレッシャーでしょうか。それが上位との差なのでしょう。来年は何とか勝てるようにしていきたい。
−−自身の目標は?
(先発投手の最高の賞である)沢村賞を狙いたい。今年は(沢村賞で求められる規定の)数字に足りなかった。だから沢村賞が取れたら自然と数字は付いてくると思う。
−−メジャーリーグへ挑戦する日本人選手が増えています。
ダルビッシュ有投手ら日本人メジャーリーガーの戦いは気になります。ただ自分がどうというよりも、まずはカープで優勝できるよう頑張りたい。