アニメ「機動戦士ガンダム」のプラモデル「ガンプラ」の世界一の作り手を決めるコンテスト「ガンプラビルダーズワールドカップ(W杯)2012」の日本代表決定戦が25日、東京・秋葉原の「UDX AKIBA_SQUARE」で行われ、14歳以下が応募できるジュニアコースでは、北海道に住む畑めいさん(9)の「ゴッグの海」がグランプリに選ばれ、畑さんは同大会V2を達成した。また15歳以上のオープンコースでは、ジオをベースにした六笠勝弘さん(44)の「Jupiterian」が優勝。この2人が日本代表として、12月23日に東京・台場の「ガンダムフロント東京」で行われる世界大会に出場する。
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ガンプラビルダーズW杯は、バンダイが主催するガンプラの工作や塗装技術、アイデアなどを競う国際大会として昨年から始まった。第2回となる今年は、日本、イタリア、オーストラリア、シンガポール、マレーシア、フィリピン、インドネシア、北米(米国・カナダ)、中国、韓国、台湾、香港、タイの13カ国・地域が参加予定。それぞれ予選を勝ち抜いた各国代表が、世界一決定戦に進出し、チャンピオンの称号を懸けて激突する。第1回大会では、オープンコースでマレーシア代表、ジュニアコースで中国代表が王者に輝いた。
今回、オープンコースの最終候補25作品とジュニアコースの5作品、合わせて30作品の中から、一般投票と特別審査員の最終審査をへて、日本チャンピオンが決定。見事V2を達成した畑さんは、「去年も優勝したけど、(表彰式に来られず)このステージに立てなかったので、今年は乗れてうれしい」と喜び、「だけど、このトロフィーの上の部分がガンダムじゃなくてザクの方が(よかった)」とザク好きをアピールし、会場の笑いを誘っていた。また六笠さんは「大きい大会で優勝したのは初めて。めちゃくちゃうれしいです。かなり気合を入れて作った作品なので」と笑顔を見せた。
日本代表決定戦は22日から同所で開催されているイベント「ガンプラEXPOワールドツアージャパン2012」内で行われ、プレゼンターとして、アイドルグループ「SKE48」の松井玲奈さんが登場。イベントを盛り上げた。(毎日新聞デジタル)
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